大学入試新テスト(大学入学共通テスト)の問題点と対策 〜センター試験との比較〜 その2 2019/06/27

前回の続きです)

では、「新テスト」の問題点とは、どういうものなのでしょうか。

わたしが考える問題点は以下の2点です。

 

(問題点1)国語・数学に記述式問題が出題される。採点は民間業者が行う。

(問題点2)英語の試験は民間資格試験で代用する

 

まず(問題点1)について詳しく述べます。

現在行われているセンター試験は、記述式問題がありません。

すべてマークシート方式です。

今年1月のセンター試験受験者は、57万6千人です。

この方法ですと、コンピューターにより、これほど大量の受験生の答案を、極めて正確かつ公平に採点できます。

試験終了後には、すぐに大学入試センターから正解と配点が発表されます。

それゆえ、受験生は、自己採点をして、自分の得点を正確に把握できます。

一方、このたび実施する「新テスト」には、マークシート方式に加え、記述式が課せられます。

その採点をするのが、民間業者だというのです。

マークシート方式ならともかく、57万6千人分の記述式問題の採点を、民間業者が果たしてできるのでしょうか?

できたとしても、採点の公平性は保てるのでしょうか?

模擬試験ならともかく、我が子の一生を左右する入試の採点を、民間業者に任せて大丈夫なのでしょうか?

こういうシステムなら、今のセンター試験のほうが、よほどマシなのではないでしょうか?

わたしが常々「現行のセンター試験を継続すべし!」と申しているのは、そういう理由からです。

次回に続きます)

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