高校の部活動に思う 〜文武両道は「武文両道」にあらず〜 その3 2019/07/12

前回の続きです)

高校における部活動については、もう一つ、気になることがありました。

過日、全国学習塾協会主催の高校入試懇談会に出席したとき、高校のパンフレットが配付されました。

それは、受験生向けに編まれたものです。

その際、公立高校のものと、私立高校のものとを、いろいろ見比べました。

その中で、特に私立高校は、「これだけ部活が充実しています」ということを随分と強調しているような印象を受けました。

そういう高校は、どちらかというと、勉強の苦手な受験生が多く進学する学校です。

また、学校の説明をする先生方も、「これだけ部活が充実...」という説明の仕方をしていました。

確かに、学校側としては、定員を充足させることが重要です。

また、そうした学校に入学する受験生にしてみても、勉強のほうを重視されてしまっては、困るという事情もあるでしょう。

言ってみれば、学校側と、受験生側の思惑が一致している格好です。

とは言え、「学校としては、学習の苦手な人のことも考慮はするが、まず学習をしっかりしてもらいます。そして部活動です」ということを語ってほしかったと感じました。

「文武両道」どころか、「武武一道」になってしまっては、何のための高校だか、訳が分からなくなってしまいます。

以上のことは、多分に建前論的になっているのは、わたしも理解しています。

しかし、何のために、高校に多額の公費が投ぜられているのか、この点をしっかりと考える必要があります。

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