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去る9月21日に、高専に関してこのようなツイートをしたところ、思いのほか反響がありました。
ツイートに付けられたコメントとしては、普通高校は高専と比較して、ムダな課題が多く、高専より大変であるといったものがありました。
また、国公立大学の受験よりは気楽にできる側面があるというコメントもありました。
そうした点を考慮し、今回のコラムで焦点を当てたいのが、高専の退学・留年率です。
高専の留年率に関しては、旭川高専の公式サイトに次のような記載があります。
「平成27年度から平成29年度までの3年間では,残念ながら第1〜第5学年で平均2.0%の学生が留年しました。」
この2.0%という数字がどれほどなのか、普通高校と比べます。
文部科学省による調査資料を見ると、125ページに、留年率は全日制が約0.2%、通信制が0.3%とあります。
また、文科省の平成24年調査によると、高専の中退者は1,405人です。
高専全体の在学者は、この資料によると、平成29年で51,504人です。
よって、調査の年度が違ってきますが、中退率は2.7%となります。
また普通高校の中退率は、平成29年で1.3%です。
出典はこちらです。
以上より、退学率・中退率は一覧にすると次のようになります。
普通高校(中退率)1.3(留年率)0.2もしくは0.3
高専(中退率)2.7(留年率)2.0
<中退率+留年率>
普通高校 1.5もしくは1.6
高専 4.7
以上は大雑把な数字ですが、いずれも高専関連の公式発表です。
こういう数字を見る限り、高専は退学・留年率合計で、普通高校の3倍以上になっています。
(次回に続きます)
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