高専の退学・留年率 その2 2019/10/05

前回の続きです)

普通高校は、高専に比べ、ムダな課題が多いとか、学校の方針にいろいろ振り回されるなど「負の面」というのは確かに大きいかもしれません。

一方、客観的な数字を見れば、退学・留年率の高い高専というシステムの「負の面」を過小評価すべきではありません。

高専の現状がこのようになっている原因は、高専には普通高校とは違った「キツくないがゆえのキツさ」にあると考えます。

キツくないがゆえのキツさ.....

いささか形容矛盾です。

わたしは以前、「高専進学のメリット・デメリット」というコラムで、「高専とは、中学生がいきなり大学生になるシステム」であると述べました。

高専は、高校に比べても、自主自律度が高いです。

それゆえ、ハマらなければ、脱落していくのもまた自由という方針です。

わたしは一度、高専の学生さんに数学の教科書を見せてもらったことがあります。

高校で慣れ親しんでいる教科書というよりは、大学で使うそれといった風です。

わたしが高1になった段階でこれをやれと言われたら、正直申し上げて、やれる自信がありません。

あまり深くは掘り下げないとはいえ、短期間のうちに、これだけ高度な数学をこなすのか.....と驚いた記憶があります。

わたしは普通高校を選んでおいて正解でした。

次回に続きます)

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