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去る15日、ツイッター上で、こんなツイート、そしてこんなツイートをしたところ、思いのほか反響がありました。
このところ、各所で「思考力を重視した入試に傾向が変わってきている.....」など、「思考力」という単語をしばしば見かけます。
では、「思考力を重視した問題」とはどういうものなのでしょうか。
ここで話を分かりやすくするために、「思考力を重視していない問題」の典型を示します。
これは例えば次のようなものです。
「次のカタカナの部分を漢字に直しなさい コウフクな生活」
「1603年、江戸幕府を開設した人物の名前を答えなさい」
「思考力を重視していない問題」というのは、要するに「知識を問う問題」です。
言い換えると、「暗記していれば解ける問題」です。
こういう問題は、逆に言うと、「知らなければ解けない問題」です。
「思考力を重視していない問題」というのは、覚えれば何とかなります。
よって、これを大量に記憶すれば、点数アップには即効性があります。
一方、「思考力を重視した問題」というのは、このようなものではありません。
例えばこういう問題です。
「太平洋側の気候の特徴を、宮城県と山形県の雨温図の違いについて触れながら述べなさい」
これは単純な暗記だけでは済みません。
グラフを読み取ったりする力が必要です。
こういうものは、教科書に書いてある用語を覚えてどうにかなるものではありません。
こうした問題が、「受験生の思考力を試す」と言えます。
(次回に続きます)
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