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(前回の続きです)
第四点目として、入試本番における時間配分の見当がつくことです。
入試には時間制限があります。
いくら問題を解く能力があっても、時間内に解けなければ意味がありません。
過去問を解いてみれば、「この問題はこのくらいの時間で解く」というようなことが事前に計画できます。
その時間に収まらないような問題は、捨てるなり、後回しにするなりして、他のところで得点できる可能性を探れます。
時間配分の際、特に注意を要するのが数学です。
数学は、ちょっとしたところでつまずくと、連鎖反応的に解けなくなったり、ミスしたりということがあり得ます。
心臓にはよろしくない科目です。
数学は易しい問題、難しい問題等、正答率にかなりバラつきがあります。
それに従って、時間配分も事前に考えておかねばなりません。
また、宮城県の公立高校入試には、国語で作文が課されます。
毎年160〜200字というパターンですが、この作文に要する時間も要注意です。
生徒さんの模擬試験を見ていると、作文がまるっきりの丸坊主というケースはさすがに稀です。
しかし、作文に時間をかけ過ぎて、他の読解問題が疎かになってしまうというケースは珍しくありません。
以上述べたように、過去問は受験対策の基本中の基本です。
今からの季節は、特に時間配分に神経を使っていく必要があります。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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