親の所得格差と「頭いい人たち」 その4 2019/12/15

前回の続きです)

能力というのは、人それぞれ違います。

ある新しいことを学んだとき、極めて短時間にコツをつかんでしまう人がいます。

一方、いくら努力をしても、平均的な人から見ると実に簡易なことができない人もいます。

いわゆる「頭いい人たち」は前者です。

確かに彼らの能力は高いものがあります。

が、彼らとて相応の努力はしています。

というより、努力の度合いは、通常、平均的な人より「頭いい人たち」のほうが数段上です。

塾に行ったり、家庭教師をつけてもらったりした上で、きちんと学習には時間を割いています。

塾・家庭教師は、ただ座っていればいいところではないのです。

第一、そんなに簡単に成績が上がるようなら、日本国内にこれほど受験産業従事者のいる道理がありません。

「ドーピング」ばかりで好成績を維持できるはずがありません。

以上のようなことは、常識的に考えて当然のことです。

成績を上げたかったら、正しい方法で演習を重ねる.....

これ以外に成績改善のよい方法は思いつきません。

しかし、今の社会の風潮は、ことさら「親の所得格差による教育格差」ばかりを取り上げているような気がします。

お金の問題ばかりに目を向けている風潮に異議を唱えたいと考え、今回のコラムといたしました。

 

 

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