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(前回の続きです)
理系で古文・漢文の知識が全くムダになってしまうのかといえば、必ずしもそうとばかりは言えません。
例えば、エンジニアが海外出張を命じられ、中国語の習得がある日突然必要になったとします。
漢文は古代中国語です。
漢文=現代中国語ではありませんが、漢文に出てきた表現は、現代中国語を学ぶ際に生きる場面が出てきます。
わたしが中国語を学んだとき、「あ、これって漢文でやったアレと同じだ。似てる!」と感じたことがありました。
よって、漢文の知識がある人とない人とでは、習得までのスピードは違います。
さらに、しばらく前ラジオで聞いた情報によると、全国には、いつ、どこで、こういう災害が起きたと記す古文書がかなり眠っているそうです。
それを今後の減災に役立てたいのですが、その数があまりに多すぎて、AIで解読しても追いつかないほどだとか。
こういう研究に携わった場合、古文・漢文の知識を全く使わないのかといえば、そういうわけにもいかないでしょう。
そのようなわけで、高校までで学ぶようなことは、一見ムダなように見えても、長い人生の中で生きてくることがあります。
そう考えると、古文・漢文であれ、数学であれ、学ぶ意義は見えてくるのではないでしょうか。
それはそれで、大変であることは確かですが.....
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