お受験に染まっていない「キラリと光る子たち」 その3 2020/07/22

前回の続きです)

せっかくよい素質を持ちながら、本人もご父兄もそれに気づくことがないという生徒さんの存在は、二つの側面があります。

ひとつは、生徒さん本人の将来を考えると、マイナスとなってしまうことです。

もう一つの側面は、素質が花開く機会がないことで、お受験に熱心な地域の生徒たちを助ける結果になってしまっていることです。

もともとよい素質を持っている生徒さんは、お受験と縁のある土地や家庭環境に育てば、才能は実を結びます。

美空ひばりという天性の素質を持った歌手も、彼女の母親という強力なマネージャーがいなければ、この世に日の目を見ることがなかったのと事情は同じです。

「お受験の最高峰」東大合格者数全国トップに君臨している開成高校でも、東大に進学しているのは、全体の半分まで行くか行かないかです。

一方、仙台一高の硬式野球部に所属して、東大に進学している人もいるわけです。

そのように考えると、本人の資質と同じくらい、それをプロデュースする名伯楽は必要となります。

生徒さんの資質がいかほどかは、少し指導をしてみれば、受験関係者は見抜きます。

まして、家庭教師のような個別指導を行えば、かなり細部にわたって見ることができます。

「お受験に染まっていない地域」の生徒さんは、「熱心な所」に比べてスタートがどうしても遅くなりがちです。

「遅くなってしまった」とならないよう、ご父兄としては留意する必要があります。

 

 

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