二華中・青陵中受験 「名誉ある撤退」の見極め その3 2020/09/13

前回の続きです)

前回のコラムで述べた以外に、6年生の8月に受けた「二華・青陵模試」の結果があります。

この模試の偏差値が40を下回るなら、二華・青陵入試からの「名誉ある撤退」の要件となります。

この層の生徒さんも、二華・青陵型入試の演習を続けるのは、かなりキツいです。

前回述べた「全生徒の平均」は超えているが、「二華・青陵模試」の成績が振るわないのなら、他の中学への転進も考慮に入れたほうがいいでしょう。

その場合、塾のコースは、二華・青陵コースでなく、他のコースへの移動を検討してみてもいいのではないかと思います。

ご父兄にしてみれば、「仮に二華・青陵に合格しなくても、いまやっている勉強はその後に役に立つかも」とお考えなのかもしれません。

しかし、わたしの見る限り、二華・青陵型の演習をやった生徒さんが、この演習をその後に生かすには、「ある一定以上のレベル」が必要です。

身の丈に合わない演習を続けて、気が付いてみたら、二華・青陵レベルはおろか、小学校の算数の基礎の基礎レベルがガタガタになっている、ということはありえます。

それはわたしの指導経験からも分かります。

さらに怖いのは、そういうガタガタ状態で中学に入学し、気づいてみたら、修復不可能な状態になっていることです。

そして、この状態を、生徒さん本人もご父兄も自覚するのは、案外と難しいです。

「勉強をやっているから中学でも安心」というわけではないという真実・現実が、ここにはあります。

 

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