定員割れ公立高校の合格状況 その3 2020/09/29

前回の続きです)

「足切りライン」については、公表されていません。

県で公表している選抜方法を見てみると、入試本番の点数と内申評定に基づいて「総合的に」選抜するとあります。

この「総合的に」という記述がクセモノのです。

これはどのようにでも解釈できます。

なおかつ、不合格にした理由を公表する必要がありません。

学校側として来てほしくないのは、まず素行に問題のある生徒です。

入試のときに、頭をマッキッキにして行くような生徒は、論外です。

まあ、こういう猛者は絶無とは言えませんが、そんなに各所へ出没するわけでもないでしょう。

今春の例で行けば、定員割れをしている学科が76科あります。

そして、その中で35科が不合格者を出しています。

ということは、学校内で、公表していない「足切りライン」が存在すると考えるのが自然なのではないでしょうか。

「足切りライン」は、学校ごとに何がしかの基準があるものと推定されます。

では、なぜ「足切りライン」があるのか。

それは、希望者全員を入学させても、高校の授業についていけないことが目に見えているからです。

あまりに学校側が求めるレベルに比べて生徒の学力が低ければ、そうなります。

高校は中学までと違って、義務教育ではありません。

高校としてキープしたいレベルがあります。

そうであれば、入学したはいいが、授業についていけないとなれば、生徒にとっても、学校にとっても、お互いに不幸なことです。

「定員割れ=全員合格」ではない理由が、ここにあるような気がします。

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