〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
(前回の続きです)
「足切りライン」については、公表されていません。
県で公表している選抜方法を見てみると、入試本番の点数と内申評定に基づいて「総合的に」選抜するとあります。
この「総合的に」という記述がクセモノのです。
これはどのようにでも解釈できます。
なおかつ、不合格にした理由を公表する必要がありません。
学校側として来てほしくないのは、まず素行に問題のある生徒です。
入試のときに、頭をマッキッキにして行くような生徒は、論外です。
まあ、こういう猛者は絶無とは言えませんが、そんなに各所へ出没するわけでもないでしょう。
今春の例で行けば、定員割れをしている学科が76科あります。
そして、その中で35科が不合格者を出しています。
ということは、学校内で、公表していない「足切りライン」が存在すると考えるのが自然なのではないでしょうか。
「足切りライン」は、学校ごとに何がしかの基準があるものと推定されます。
では、なぜ「足切りライン」があるのか。
それは、希望者全員を入学させても、高校の授業についていけないことが目に見えているからです。
あまりに学校側が求めるレベルに比べて生徒の学力が低ければ、そうなります。
高校は中学までと違って、義務教育ではありません。
高校としてキープしたいレベルがあります。
そうであれば、入学したはいいが、授業についていけないとなれば、生徒にとっても、学校にとっても、お互いに不幸なことです。
「定員割れ=全員合格」ではない理由が、ここにあるような気がします。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日