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このところ、私立高校を中心に「面倒見のいい学校」が花盛りです。
公式パンフレットを見ると、多くの私立高校が「面倒見のよさ」をウリにしています。
何しろ仙台圏にある私立高校は、全日制に限って申せば、わたしが中学生のころと比べて、学校数に変化がありません。
通信制などは、むしろ増えているくらいです。
少子化の中で学校数が変わらないとなれば、私立高校の生き残り策として、「面倒見のよさ」をウリにするというのは理解できます。
特に偏差値で言えば、45から下、つまり上から数えて100人中70番から下というような生徒をターゲットとする学校・学科では、よく見かけます。
この「面倒見のよさ」で、公立高校は私立高校に及びません。
そこが私立高校のセールスポイントの一つです。
私立高校は、公立高校と違って、閉校となってしまった場合、それは会社の倒産と同じ意味となります。
この点、公立高校はそういう仕組みになっていません。
しかし、わたしのようなアマノジャクは、きれいで笑顔いっぱいの私立高校のパンフレットを見ながら、ふと思うことがあります。
それは、「面倒見のいい学校」はあっても、学校を卒業してしまうと、「面倒見のいい社会」はどこにも存在しないということです。
(次回に続きます)
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