理系生徒は社会という教科とどう付き合うべきか 〜覚えるだけではダメなわけ〜 その3 2021/03/10

前回の続きです)

社会科では、「ただ覚えるしかない」というものもあります。

例えば、「夏目漱石=小説家」「野口英世=医師・細菌学者」などというのは、覚えるしかありません。

確かに社会科ではそういうものが多いのも事実です。

しかし、そういうものばかりが問われるわけではありません。

高得点を取るには、記憶をするときに「なぜそうなのか」「なぜそうなったのか」を考えなくてはなりません。

例を挙げます。

「日清戦争→日露戦争」という順序を年号と一緒に覚えるだけなら、「歴史は単なる暗記物」です。

高得点を取るためには、なぜ「日清→日露であって、日露→日清ではないのか」を説明・理解できる必要があります。

「理由なんてあるの?」

「そういうものって、そうなってるんだから、どうして説明できる必要があるの?」

などと考えているうちは、高得点が望めないと考えてください。

「そういう背景や必然性まで、いちいち覚えるのって大変なんじゃないの」と考える方がいるかもしれません。

しかし、これは心配不要です。

むしろ、そういう背景・流れまで覚えると、記憶は安定します。

たくさんの情報を与えることで、ある事実が「単なる暗記物」から「意味を持った情報」になるからです。

社会の不得手な理系の生徒さん社会科の成績が、少しでも上向くようになればと願っています。

 

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