中学校 英語の授業の実情 〜必殺技「やったことにする!」の連発〜 その3 2021/09/05

前回の続きです)

前回までに述べたとおり、中学校の英語の教科書で扱う長文は、かなりの割合で「やったことにする」という授業スタイルが採られています。

学校では教科書の長文の和訳や解説をカットしているところが結構あります。

となれば、平均点の取れない生徒さんは、長文への理解が壊滅状態になるのも無理はありません。

さらにトップクラスでも、塾・家庭教師など、受験関係者の手助けなしに成績を上位に保っていくことは、かなりキツいです。

なお、英語の授業が、いつから「正式な教科」になったのかというと、

 

中3・・・正式教科となったのは中1

中2・・・正式教科となったのは小6

中1・・・正式教科となったのは小5

 

現在の中学の英語の教科書で困ってしまうのは、中2・中3に関してです。

今の教科書は、「小5から英語をきちんと学んでいる」という建前で編集されています。

ところが、中3・中2が英語を「正式に」勉強し出したのは、それぞれ中1・小6です。

言い換えると、中3生は、「英語学習歴2年」なのにもかかわらず、「英語学習歴4年」の教科書を与えられてしまったのです。

中3・中2が、問答無用で4月から突然にハイレベルの教科書になったというのは、こういうことです。

ご父兄の皆様には、中学の英語の授業の実情に関して、以上述べたことをお知りいただければ幸いです。

 

 

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