仙台商業の「簿記会計」 大学入試との関連・難易度について その2 2021/11/24

前回の続きです)

商業高校は就職メインにカリキュラムが組まれています。

事実、仙商は就職する人たちが、約4割です。

専門学校への進学は約3割です。

大学・短大への進学は約25%となっています。

つまり、4人に1人が大学・短大へ進学します。

進学の際、大学によっては、数学の代わりに「簿記会計」で受験することができるのです。

例えば、東北学院大の法学部・経済学部・経営学部などがそうです。

それから、福島大・山形大と言った国公立大学にもそういう学校があります。

実際、仙商からはここ3年間に、福島大・山形大に合格者が出ています。

こうした受験生は、「簿記会計」を受験しているものと思われます。

センター試験や共通テストの「簿記会計」と数学の問題を比べた場合、同じ勉強量なら、「簿記会計」のほうが圧倒的に点が取れます。

国語・数学といった「お勉強科目」で、彼らは普通高校の生徒になかなか太刀打ちできません。

しかし、「簿記会計」を利用することで、むしろ「強力な武器」を手にしているといえます。

確かにこうした仙商の生徒は、優秀な一握りでしょう。

とはいえ、偏差値50を上回る普通高校で、国公立大に進学できない生徒が山のようにいることを考えると、すばらしい結果です。

「簿記会計」には、こうした使い方もあるのです。

 

 

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