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(前回の続きです)
今回の「東大前刺傷事件」に関連して、超名門高の高2生が引き起こした事件は、重要な示唆を与えています。
つまり、「名門校・進学校に入学した後の成績・学内序列」のことです。
入学前の小学校・中学校で、いくら成績優秀でも、そういう人たちが集う名門校では、ずっと深海魚状態という生徒は決して珍しくありません。
そもそも、公立の小中学校で、「勉強が苦手」という生徒は、今回の犯人のように勉強で悩んだりしません。
成績が悪かったところで、死ぬほどのことでもないということがよく分かっているからです。
しかし、超名門の高2生にとって、これまでは「成績が悪くなった」という経験をすることがありませんでした。
わたしの経験からも、二高入学後、成績があまり振るわず、中退・不登校・心療内科への通院というケースがあることを、目の当たりにしています。
もちろん、成績が高校時代に奮わなかったとしても、その後に努力すれば、いくらでも道は開けています。
今回の刺傷事件は、レアケースではあります。
ただ、トップ層の子息を持つご父兄に申し上げたいのは、人もうらやむ超名門校に入ったとして、必ずしも幸せな結果になるとは限らないということです。
今回の件は、ほんとうに誰にとっても不幸でありました。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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