学習塾はどう選べばよいか

「学習塾を依頼したいが、どこにすればいいのか？　情報がありすぎて迷う」という方は多いと思います。

学習塾の選び方のポイントをまとめてみました。

• どこに頼めばいいの？？
• かかる料金は？？
• 結果は出るの？？

大切なのは、お子さんを学習塾に依頼する目的です。

「依頼する目的？

成績を上げてもらえるために決まっているんじゃないの？」

という反応は、正常なものです。

ただ、そうは言っても、お子さんの成績・志望校などによって、違います。

例えば、

平均点が取れず、勉強が遅れているようだ

→個別指導塾

平均点は取れている。できる限り、上位の公立高校へ

→集団指導塾

などです。

そして、場合によっては、両方を併用するというご家庭もあります。

一般的に、個別指導塾は、集団指導塾に比べて、どうしても割高になります。

例えば、１人の先生に２人の生徒の個別指導塾。

１人の先生に５人の生徒の集団指導塾。

これを考えても、個別指導塾は集団指導塾に比べて、高コストになることは避けられません。

さらに、月々に支払う料金のほかに、夏期講習・冬期講習・春期講習のような講習の費用も発生します。

大切なのは、塾のシステムを理解することです。

塾に行ったけれども、結果は出るのかという不安はどなたにもおありでしょう。

そうした疑問にお答えいたします。

「『結果』が出るかどうかの一番のキーは生徒さんの努力である」−この現実を受け入れましょう

「結果」が出るかどうかの最重要点は生徒さんの努力です。

これなしに「結果」は出ません。

講師はどこまで行っても、あくまで生徒さんのお手伝いをするだけです。

「それはよく分かっているが.....」とお感じになる方も多いでしょう。

しかし、「大手の塾に通っている」「高い月謝を払っているんだから」ということだけで、成績がよくなるかのように思っている親御さんは少なからずいらっしゃいます。

まず始めに、「『結果』が出るかどうかの一番のキーは生徒さんの努力である」という現実を受け入れましょう。

実はご両親、生徒さん自身はこの点に十分すぎるほど気付いているはずです。

よく分かっているがゆえに、期待を下回る結果が出た場合、現実とのギャップに悩み、はけ口を他に求めがちになります。

ほんとうのことを受け入れるのは怖いかもしれませんが、これを認識すれば、一歩前に進むことができます。

 

「結果」が出るための条件は次の通りです。

 

１．しかるべき十分な時間をかけること

２．その「結果」にご両親や生徒さん当人が満足するかは別の議論であること

３．生徒さんの能力以上の「結果」は出ないということ

 

どこまでが「生徒さんの能力」であり、「しかるべき十分な時間」がどのくらいかということは、個々人さまざまです。

これは実際の指導をしてみない限り分からない部分です。