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2月に入り、今日は公立高校の前期選抜試験です。
わたしの生徒さんは2名が挑戦します。
前期選抜については、その是非をめぐる議論が騒がしいですが、受験生は課された制度の下で黙々と頑張るだけです。
どうぞ全力を尽くしてきてください。
さて、今回のコラムで取り上げるのが、「入学通知書」と「入学許可書」の違いです。
「入学通知書」というのは、公立の小中学校の入学につき、各自治体の教育委員会から届くものです。
これは住民基本台帳などに基づいて送付されます。
義務教育ですから、各自治体が責任をもって行います。
一方、「入学許可書」は「入学通知書」と性格が違います。
「入学許可書」は、文字が示す通り、「入学を許可する」ものです。
義務教育でない、高校・大学、あるいは入試を経て入学する小中学校は、「入学許可」です。
わたしの高校の入学式では、入学生全員の点呼があり、校長先生から「以上360名の入学を許可します」という一言がありました。
そのとき、わたしは
「は〜、高校では偉そうに『入学を許可する』って言うんだ」
と感じたものでした。
ここまで述べてきて、これをお読みの方は、
「だからどうした?」
「何を言いたいんだ?」
とお感じになることでしょう。
わたしが申し上げたいのは、この意味をきちんと分かっていない人がほんとうに大勢いるということです。
そして「入試はいかに受けるべきなのか」というヒントが、この2つの書類の違いにしっかりと示されています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
高校の場合、義務教育ではありません。
ですから、入学はあくまで学校が「許可」して初めて行うものです。
前回のコラムで示したように、高校に入学した当時のわたしも実のところ、入学試験の意味をしっかり理解していなかったということです。
入学試験があり、学校が「入学を許可する」というのは、学校としては、
「あなたが入学したいと言ったから、それを許しただけで、別にあなたがいなくても、学校は困りませんよ」
ということです。
入学させるかどうかは、学校が決めるのであって、受験生が決めるのではありません。
「学校の選び方」などというのはよく語られますが、選ぶのは受験生ではなく、学校です。
受験生は「選ばれる」のです。
このところ、少子化で学校のほうが受験生の側に近寄ってきています。
が、基本的な構造は変わりません。
ですから受験生は、学校に「選ばれる」ために、努力をしなくてはなりません。
また誤解しないでいただきたいのが、学校側の選抜基準です。
「選抜基準と言えば、入試でいい点数をとった人から入るに決まってるでしょ。
そうでなきゃ、おかしいでしょ」
という答えが返ってくるかもしれません。
しかしこういう基準でやっているのは、大学受験の一般入試であり、高校入試では必ずしもそうではありません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
高校での選抜基準を見ると、具体的には次のように記してあります。
(公立高校の後期選抜)
第1段階で約80%の合格候補者を相関図と調査書から総合的に決定し,残りの合格候補者は調査書記載事項をさらに詳しく検討する総合的な審査で決定します
(聖和学園高校の一般入試)
学科試験・面接・調査書による総合判定
ここで、留意すべきは「総合的に決定し」「総合的な審査」「総合判定」という文言です。
「総合的に」というのは、選ぶ側からすると、非常に便利な言葉です。
選ばれる側からすると、こんなに不安なものはありません。
これらを見ると、選抜基準としては、学科試験での成績が第一であるということは分かります。
しかし、それだけではないことも分かります。
実際、昨年わたしは2年近く不登校となっている生徒さんを教えていたことがあります。
その生徒さんは、聖和を一般受験しました。
学力的には間違いなく、合格できる水準にありました。
しかし結果は残念ながら、合格できませんでした。
聖和が「総合的に」判断した上で、この生徒さんの入学を許可できないと判断したわけです。
以上より、中学生の皆さんには、「〇〇高校、行きたい!」という以前に、選ぶのはあくまで学校であり、アナタは選ばれる側にあるという厳しい現実があるということをしっかり分かってほしいのです。
この点がしっかり理解できれば、「自分は『選ばれる』ために、どうしなければならないか」ということを考えるようになります。
先週から今週にかけて、中3生は、私立高校の一般入試、公立高校の前期選抜という怒涛のような「入試ウィーク」を過ごしました。
体力的にも精神的にもきつかったことでしょう。
前期選抜を受けた生徒さん、そしてご父兄は、発表まで落ち着かない日々だと思います。
これは待つほかありません。
前期選抜を受けた人は、今後のことを考えて、後期選抜対策にしっかり取り組んでください。
さて、その間、学校では学年末試験があります。
この試験をどのようにすればよいかというのは、生徒さんから毎年相談を受けます。
わたしの考えは次の2点に集約されます。
1.学年末試験への特別な対策は不要。
模擬試験を受けるつもりで臨む。
2.重要なのは、「試験受験後の解き直し、見直し」
まず、申し上げておきたいことは、この学年末試験は、後期選抜の内申点に影響を及ぼすことはありません。
詳しくはこちらをご覧ください。
中学の先生の中には、「学年末試験も内申点に関係がある」というようなことをおっしゃる方がいらっしゃいますが、正しくありません。
しかし、だからと言って、この学年末試験を「そんなの関係ない」とシャットアウトしてしまってよいかというと決してそうではないです。
わたしは何も
「入試と学校の試験は別物である。
よって、入試は入試、学校の定期考査は定期考査というふうに、しっかり受けるのが中学生の本分である」
などと、聖人君子のようなことを申し上げるつもりはありません。
わたしがお伝えしたいのは、学年末試験をシャットアウトするのと、利用していくのとでは、利用したほうが益が大きいということなのです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
ちょっと考えてみると分かりますが、今回の学年末試験の範囲というのは、高校入試でもかなり出題頻度が高くなっているものばかりです。
数学・理科・社会は申すに及ばずです。
数学は、「ここを出さなかったら、高校入試の半分くらいの問題が出せなくなる」というような超重要単元ばかりがズラリと並んでいます。
理科・社会についても、学校で履修する期間と入試までの時間がかなり接近しています。
そのため、受験生の演習量がどうしても手薄になってしまうところです。
その部分の演習不足を本番入試までどのようにして捻出していくかが合格の鍵になります。
国語・英語については、「そのものズバリ」が出ることはないでしょうが、英語の単語や文法事項などは、当然のことながら、入試に直結しています。
試験に臨むにあたっては、学年末試験のための学習はする必要がありません。
が、「模擬試験を受けて、自分の弱点をあぶり出していく」と考えれば、極めて有意義です。
しかも試験問題は、学校の先生という、公的にきちんと認められた資格を有する「その道のプロ」が作成しています。
であるならば、学年末試験をシャットアウトしてよい理由は全くありません。
大事なのは、「いかにして試験終了後に、解き直し、見直しを行っていくか」です。
一つ一つ丁寧にこの解き直し、見直しをやっていけば、必ず何がしかの拾い物はあります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
入試というのは、言うまでもなく、「1点でも合格点を上回ったほうが勝ち」です。
とするなら、弱点をいかに補強していくかというのが、重要になってきます。
ですから、この時期、中3の生徒さんには、
「学年末試験は、確かに消化試合なのかもしれないが、絶対に軽視してはいけない。
試験の後の解き直しが極めて重要」
と、口を酸っぱくして言っています。
だいたい、多くのライバルたちは、
「いまさら学校の定期試験か.....
面倒だな.....
入試のほうが大切なのに.....」
という気持ちで受けているはずです。
であるなら、そこは裏をかいて、
「せっかく試験を受けるんだから、入試に活用できるところは活用していこう。
入試に同じ問題が出たら、間違わないように、復習をしっかりしておこう」
と考えたほうが、結果はよくなるのではないでしょうか。
ここで、「ああなるほど、菊池の言うことを取り入れよう」と頑張った生徒さんは、かなりの確率で合格しています。
その点を怠った生徒さんで、第一志望に合格できたという人は、ゼロではないものの、随分と低くなっています。
学習塾では、この時期、「プレ入試」とか「入試演習」と称して、予想問題をガンガン演習しています。
そちらに関しては、それなりの熱意をもって復習に取り組んでいる生徒さんでも、学年末試験に関しては、復習もせず、放置という人が多いのは、いかにももったいない話です。
今どきもう少し良質の紙を使えよ、と突っ込みたくなるような紙に印刷してあるので、見てくれも悪いです。
しかし、活用しない手はないのです。
肝に銘ずべきは、「いかにして二度と同じ間違いをしないか」ということです。
そのように考えると、学年末試験を受ける意義が理解できるのではないでしょうか。
現在、担当中のある小6の生徒さんとは、中学の先取り学習プラス算数の応用問題の演習をしています。
先日、中1の数学の教科書と、小6の算数の教科書を手に取ったその生徒さんは、興味深いことを言っていました。
〜先生(=菊池のこと)、中学校って、単元の数、少ないんだね。
いま習ってる算数はすぐに終わって別の単元に行くけど、中学って、なかなか終わんないんだね。
小学校の算数と中学の数学の単元数の違いというのは、今まで全く気にも留めたことがなく、わたしには非常に新鮮でした。
実際に教科書の単元数を数えてみると、以下のようになっています。
(小5)17
(小6)15
(中1)7
小学校の場合は、図形を勉強したかと思うと、分数を勉強し、また図形が出てきて、速度や比例となったり、という具合になっています。
そのためじっくり腰を落ち着けて一つの単元を掘り下げるという構成にはなっていません。
日替わりメニューとまではいきませんが、月替わりに単元が変わって行っています。
なぜこのような配列になっているのか、わたしにはよく分かりません。
わたしの目から見ると、関連あるような分野をじっくり学習したほうが、よい結果が生まれるような気がしています。
が、そこまで判断するだけの知識を持ち合わせていません。
ただ、わたしから見ると、「これでは深く掘り下げたことは授業では扱えないなあ」という感想を持ちます。
そして「小学校の先生は、大変だろうなあ」とも思います。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
小学校では、中学でやるような定期試験はありません。
テストというと、単元が終わるごとにやるもので、それほど難易度の高いものではありません。
小学校のうちならそれでもよいのです。
問題なのは、中学入学後です。
突然ルールが変わって、応用問題への対処が求められます。
中学入学後に実施される最初の数学の中間試験では、単なる計算問題だけが問われるのではありません。
これまで小学校で習ってきた単元を深く理解していないと、高得点は取れなくなります。
中学側からすると、
「速度だの、比例だのというのは、小学校でやってきてるでしょ」
となります。
小学校は小学校で、いろんな単元を教え込まねばならず、中学校で求められるようなことを授業の中だけでやるのは、ほぼ不可能です。
そのギャップは、当人が学校の授業以外のところで何とかするほかありません。
具体的に言うと、生徒さん本人が、参考書や問題集を自分でこなすか、受験産業の手を借りなくてはなりません。
わたしの場合は、周りが田んぼばかりのところに生まれ育ち、小学校のころは、それほど勉強をすることもなく過ごしました。
それゆえに、中学入学後は、算数と数学の差に非常に苦しみました。
幸い、何とか公立高校の受験には間に合いましたが、小学校のときに、算数の難問に取り組んでいれば、中学のときの苦労はもうちょっと少なくて済んだのではないか、と思います。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
中学受験を経験した生徒さんからは、この算数の難問に関して、
「これって中学校の方程式を使えばずっと簡単に解けますよね。
小学校のときに、方程式を使わず、なんであんなに苦しんだんだろうと思うと、何だか.....
あれって、意味があるんですかね?」
と言われたことがあります。
まあ、そのように感じるのももっともでしょう。
しかし無駄になっていることはありません。
小学校の算数を使うと、その問題の本質的なところが見えてくる、ということがしばしばあります。
例えば、先日、公立高校の前期選抜の数学に出題された第3問の、最後の問題は、算数の知識で解けてしまいます。
二華中に合格できる小6生なら、解けるでしょう。
そういう問題が、「高校入試」に堂々と出ています。
わたしは生徒さんから質問を受けて、算数バージョンと数学バージョンでそれぞれ解いてみました。
解いた感想はというと、算数バージョンのほうが、より早く方針が立ちます。
ただ、この問題は計算が非常に複雑で、時間ばかり食ってしまいます。
二高にどうしてもトップで入りたいという人以外は、捨ててしまっても構わない問題です。
算数と数学の橋渡しがいかに大切かを垣間見たような気がしました。
現時点で判明分の生徒さんの合格状況は以下の通りです。
宮教大附属中 1名
仙台一高 1名
宮城野高 普通 1名
東北学院高 特進 1名
聖ウルスラ高 typeⅡ 1名
仙台育英高 特進 2名
東北高 創進 1名
仙台城南高 特進 1名 科学技術 1名
明成高 普通 1名
東北学院大 法 1名
太田看護専門学校 1名
どの生徒さんもよく頑張りました。
また昨日、ツイッター上でもツイートいたしました通り、前期選抜にて仙台一高、宮城野高校の合格者が出ました。
前期選抜は非常に結果が読みにくいです。
わたしが「結果はボーダーラインです」というのを聞いて、受験した2人の生徒さん・ご父兄は、非常に不安な日々を送ったことと想像します。
わたしとしては、申し訳なかったのですが、そういうふうにしか言いようがなかったのです。
しかしその分、喜びはひとしおでしょう。
まだ受験の終わっていない生徒さんは受験日まで、体調をしっかり整えてください。
なお、以下は毎年のように語っていることです。
わたしは、公立高校そして国立大学入試の一次試験の直前1週間前に熱を出して寝込んでしまい、3日間ほど勉強できなかったということがありました。
もともと体の丈夫なほうではないので、もちろん気を付けてはいました。
が、免疫が下がってしまっていたのでしょう。幸い、結果は吉と出ましたが、どうぞわたしの二の舞にならないようにして下さい。
さて、受験終了日まで突っ走っていきます!
一昨日、公立高校の前期選抜の結果が発表されました。
合格した2名の生徒さんは、ほんとうによく頑張りました。
改めて、その努力を称えます。
さて、受験がまだ終わっていない人の中には、直前に受けた模試の成績が今一つ思わしくない、あるいは自分の成績に不安がある、という人もいるでしょう。
そこで、今回は「やっぱりどうしても合格したい」と感じているアナタへ、受験日まで何ができるのか、書いてみます。
まず、「直前期にこれだけやって、大逆転に成功しました」というものが、いろいろなところで出回っています。
それを読むと、「もしかしたら、自分にも.....」と思ってしまう人がいるかもしれません。
しかし、現実を申し上げると、「直前期にこれだけやって」という人の大半は、それ以前から勉強をしたりして、それなりの下地がある人たちばかりです。
直前にちょこっとやって、手の届かなかった志望校に受かってしまうほど、入試は甘くないのです。
ですから、奇跡というものは、そう滅多に起こるものではないということをよく理解しておいてください。
それでも、なお「やっぱりどうしても合格したい」「逆転を狙いたい」という人は、以下3つのことを黙ってやり遂げてください。
なお、これはあくまで、「必要条件」です。それで十分ではありません。
1.勉強時間をとにかく増やす
逆転をしようと思ったら、勉強時間を増やすのは必須です。
しかも学校から帰ってきたら、睡眠までの時間、食事や入浴以外はすべて学習に充てる必要があります。
「何時間、勉強すればいいの?」という質問は愚問です。
当たり前のことですが、入試にはライバルがいます。
そのライバルもこの時期になれば、勉強を続けています。
それを出し抜くだけのことをしようと考えたら、一心不乱にやるほかはありません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
2.新しいことは最小限に
この時期には学校や塾では、入試の演習が中心です。
そこでは新出の問題を中心に扱います。
わたしの考えでは、新出の問題に触れるのは、その程度でいいです。
後の残りの時間は、今までやった模試や定期試験の復習、あるいは以前に解いた問題集を解き直す、ということを中心にやって下さい。
ナンバースクール志望者などの上位層に行くと、「大概のことはやり尽くしました」という人が出てきます。
そういう人でも、昔の試験に出ていたこと、例えば、1・2年生のときに受けた模擬試験や定期試験などを再度やってみるといいです。
だいたい、3年生のときの試験の復習はしても、1・2年生にまでさかのぼってやる、という人は決して多くありません。
となれば、敵の裏をかくほかはありません。
「1・2年生のころの試験の復習をして効果があるのか?」
と考える人もいるでしょう。
上位層にいる人なら、英語・数学に関して言うと、確かに物足りなさを感じるはずです。
そういう人は、「1・2年のときに間違った問題」のみに焦点を当てて復習しましょう。
「自分って、その昔はこんなマヌケなところで間違っちゃったんだ」
と思うことは、一度や二度ではないはずです。
国語・理科・社会のような教科は、それがそのまま入試の範囲になります。
国語に関して言うと、同じ読解の問題は出てきませんが、内容のほとんどは忘れてしまっているはずなので、新出の問題に取り組むつもりで演習ができます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
3.「どうしても合格したい」という気持ちを持ち続ける
直前期の逆転を狙う受験生は、「どうしても合格したい」という気持ちと、「やっぱり力が及ばないのではないか」という気持ちの両端で果てしなく揺れ続けるはずです。
よほど自信のある人や、そもそも受験をする気のない人を除けば、それはみな同じです。
直前期に結果が出せなかったということは、それだけでもハンディキャップになっているわけですから、中途半端な気持ちではそれを克服できません。
そうした状況で、「どうしても合格したい」という気持ちを、一時的には持つことができても、持ち続けることは至難の業でしょう。
そこで、そうした気持ちが少しでも長く続くように、以下2つのことを提案します。
(1)志望校を再度訪れてみる
放課後にでも、土曜や日曜にでも、校門近くに行ってみましょう。
そのとき、部活動をやっている先輩などがいるかもしれません。
その様子をじっくり見てみましょう。
何か心の奥に感ずるものがあるはずです。
それを大切にしてください。
(2)「10年後の自分」になったつもりで自分を見つめる
「10年後の自分」になったつもりで、「今の自分」を見てみましょう。
「10年後の自分」というのは想像しづらいですが、「やっぱり頑張っておいてよかった」と考えるのか「あのときもっとやっておけばよかった」と思うのかは、ほかでもない、アナタ自身です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
以上のことは、「やっぱりどうしても合格したい」「逆転を狙いたい」という受験生のために書きました。
繰り返して言いますが、逆転をするというのは大変なことです。
わたしが昨日まで書いたことを見て、「やっぱり自分はできそうもないな」と感じたら、それまでです。
逆転はないと思ってください。
くどいようですが、既述したことをやりこなすのは、「必要条件」に過ぎません。
十分ではないのです。
それから冷たい言い方になりますが、受験産業従事者にとって、受験生であるアナタはどこまで行っても、「生徒さんの一人」です。
3月になると、わたしたしはすぐに新学期のことを考えなくてはなりません。
ほかの生徒さんがわたしたちを待っています。
しかし、アナタにとって、「どうしても合格したい」「逆転を狙いたい」という感情と、現実との戦いは、アナタの一生の問題であるはずです。
学校や塾、家庭教師の先生から、結果が悪かったときに「アナタはどこまで行っても生徒さんの一人です」「残念でしたね」の一言で済ませられて、アナタはそれでいいのですか?
悔しくないですか?
もはや、「賽は投げられた」のです。
誰のせいにもできません。
やるのはアナタ、そして合格の鐘を鳴らすのもアナタです。
最後に、前期選抜で仙台一高に合格した受験生のインタビュー記事が「河北新報」に掲載されてあったので、引用します。
〜水泳部と勉強の両立を頑張りたい。
父に合格番号を見せることができてよかった。〜
合格発表時にこのように言えるアナタになってほしいのです。
わたしはときどき生徒さんに、「そもそもなぜ高校や大学に行くのか」という質問をすることがあります。
生徒さんからはだいたい、「将来に役立つため」という答えが返ってきます。
それで、
「いま、『将来に役立つため』と言いましたが、将来それはどのように役に立つと思いますか?」
という、ちょっと意地悪な質問をすると、黙ってしまうことが多いです。
まあ、これも当然でしょう。生徒さんたちは社会経験がないわけですから、実体験に基づいて語れるはずはありません。
弊コラムをお読みのご父兄は、社会経験がおありで、学歴というものが実社会ではどのような意味を持つのか、ということをそれぞれによくお分かりのことでしょう。
実社会では、高学歴の人が必ずしも出世しているとは限らず、学歴がなくても、しこたま儲けている人がいるのもよくご存じのはずです。
そして学校で習った方程式とか、国語の文法とかいうものを、実社会に出てからは、まず使うことがない、というのもよくご存じのはずです。
であるなら、あのとき、シャカリキになって勉強したことは何だったのでしょうか?
子供から「学歴ってほんとうに将来の役に立つものなのか」と聞かれたときに、なかなか明確な答えはしづらいのではないでしょうか。
今回のコラムでは、「学歴ってほんとうに将来の役に立つものなのか」という問いに対して、わたしなりの考えを述べることにします。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
ところで、わたしの友人の友人のご一家で、夫婦でお店を経営している人がいます。
わたしもその友人を介して、面識があります。
そのご夫婦には、高校生と中学生の息子さんがいます。
わたしの友人が語ってくれるところでは、お店を経営しているそのご夫婦は、「学歴は社会に出ても役に立たない」というお考えの方々だそうです。
そのようなわけで、子供たちがどのような学校で成績をとろうが、全く頓着しません。
そして学校の宿題をやらずに行っても、「それは子供が自分で判断してやっていることだから」と、子供を注意するということは一切ないのだそうです。
またそのお店に従業員あるいはアルバイトとしてやってくる人のうち、学生あるいは大卒の人たちが「いかに使い物にならないか」ということを繰り返し嘆いているそうです。
それがそのご夫婦の「学歴不要論」に一層説得力を与えてくれているようなのです。
そういうことを踏まえた上でわたしの考えを述べると、
「特にこれといった『売り』のない人ほど、学歴を大切にすべきだ」
というものです。
「売り」というのはどういうことかと言えば、要するに、「おカネを引っ張れる力」です。
一流と言われるスポーツ選手や芸能人、誰にもまねのできない特別な技術を持っている人、類いまれなる商才のある人は、学歴などというものがなくとも、十分にやって行けます。
くだんのご夫婦も、商才を発揮し、二人でお店を切り盛りして、きちんと生活ができているわけで、そういう人は学歴を必要とはしません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
しかし、そういう「売り」のない人は、学歴を持っておくのに越したことはありません。
というより、学歴とはそういう「売り」のない人のためにあると考えるべきです。
そうした意味で、学歴というのは化粧のようなものだと言えるでしょう。
素顔に自信のある人は、何も化粧をする必要がありません。
素顔のままで勝負すればいいです。
しかし、自信がない人は、「学歴というお化粧道具」の助けを借りたほうが、本人にとっても、あるいは周りにとっても幸せです。
例えが適切かどうか分かりませんが、そういうものだと考えると分かりやすいです。
なお、わたしは化粧というものをしたことがないので、以上の例えは、想像で言っています(笑)
そういうことを考えたうえで、今回話題となっているご夫婦が、自分の子供の学歴に対してとっている考え方には、賛成できかねるところがあります。
ご夫婦二人が「学歴は関係ありません」と考えるのは自由ですし、そういう考えのもとにお仕事に励むのはいいと思います。
しかし、ご夫婦がそういう考えを持つということと、そういう考えのもとに子供を育てるというのは、意味が違います。
もちろん子供が特別キラッと光るような、将来「売り」になる才能を持ち、勉強の代わりにそちらで身を立てるということであれば、話は別です。
しかし、わたしが友人から聞くところでは、息子さんたちというのは、勉強とかスポーツとか、何をするわけでもなく、スマートフォンや各種ゲーム機を買い与えられ、そちらにどっぷりとはまっているそうです。
それは「子供の自主性に任せる」ということではなく、親としての責任の一端を放棄していると言えるのではないでしょうか?
(次回に続きます)
(前回の続きです)
子供にしてみれば、いくらゲーム三昧をしたところで、親にとがめられることなくやっているわけですから、非常に居心地がいいでしょう。
しかも学校からの宿題をやっていかなくとも、親から怒られることがないとなれば、かなり好き放題なことができます。
彼らは特段に素行が悪いというわけではないので、そのご夫婦としても特に普段の生活のことでうるさく干渉することはないのでしょう。
今のうちはそれでもいいのでしょうが、社会に出て「あれはイヤ。これは面倒くさい」で済ませることはできません。
わたしだったら、いくら「学歴は意味を持たない」といっても、学校から与えられた宿題をしていかないこととは別の次元の話だろうと考えるのですが.....
「学歴は社会に出て意味を持たない」とお考えの方は、こと子育てに関しては、自分の考えと子供の将来とを切り離して考えたほうが、子供にとっては長い目で見るとよい結果が生まれるはずです。
もちろん、教育はその人の能力に合わせて行われる必要があります。
能力以上のことはできないし、能力以上のことを求められても、本人が不幸になります。
上述したような事例は「親の過干渉」の対極にあるものですが、まるっきりの放任というのも、いただけません。
何事も「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」という格言通りです。
今日は、現在進行中のことや今後の予定について、書いてみることにします。
現在の指導体制は、ちょうど入れ替わりの時期に入っています。
大学受験合格者、公立高校の前期選抜合格者の指導がほぼ終了し、新規のお問い合わせも来ています。
また現在、指導中のご家庭から、4月以降の指導日程に関するご要望も寄せられています。
当方といたしましては、新学期になってから、正式に指導日程を決定し、それまでは「当分の日程」ということで進めてまいります。
春休みには、「春休み学習会」を開く予定にしています。
昨年実施しました「学習会」では、外部生の方から「また参加したい」という声を聞いたり、お礼のメールをいただいたりと、予想以上の反響でした。
少しでも楽しく、かつ身になるような学習会にすべく心がけていきます。
そうしたわけで、この学習会は、ご父兄の皆様方や生徒さんとの懇親会とドッキングさせた形で開催できるよう、各方面の調整を行っているところです。
日々の業務に関しては、やらなくてはいけないこと、そしてやっておきたいことが山ほどあります。
ホームページのシステム変更、新企画を盛り込んだサイトの作成などなど.....
しかし、目下、当方は税務申告の業務を行っています。
それが終わらないとどうにもなりません。
会社勤めをしているとあまり関係ないことですが、こういう仕事をやっていると、税務関係のことと無関係ではいられません。
幸い、わたしは簿記の資格がありますので、その知識が役に立っています。
会計ソフトなんかも、簿記の知識があるのとないのとでは、全然違います。
「知は力なり」なのですね。
こちらのほうの業務は、あともう少しというところです。
完了次第、次のステップに突っ走ります!
先日、文科省より学習指導要領の改定案が発表されました。
新聞報道では、竹島や尖閣諸島が我が国の固有の領土として初めて明記されたという点が大きく扱われています。
こうした措置は当然のこととして(というより、そうなっていなかったのが不思議ですが)、その他の改定が陰に隠れてしまったような感があります。
あまり報じられていませんが、内容をつぶさに見ると、極めて大きな改定です。
というより、日本の教育史上でも歴史に残るほどの大改定といってよかろうと思います。
この学習指導要領の改定は一言でいうと、「学年の前倒し」です。
詳細はあらまし3点よりなります。
(1)改定の影響を受けるのは、現在、小4以下の生徒さんたち
(2)英語がとてつもなく大きく変わります
(3)数学・理科はちょっと変わります
新指導要領の適用に関しては、小3〜4年生が、「移行期」となります。
そして小2生以下は「完全実施」です。
ここでは、最も大きく変わる英語に焦点を当てて解説します。
英語は次のようになります。
1.小学校3年生から英語の時間が設けられます。
2.小学校5年生から英語が正式教科になります。
3.そのため、高校で教えられている内容が中学校に一部繰り下がります。
これがどういう意味を持つのかは、次回に解説します。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
小学校5年生から英語が正式教科になるということは、国語や算数と同じく、学校で試験が行われ、通信票の成績にのってくるということです。
そうなると、中学入試において、英語の試験が課されるようになることは間違いのないものと思われます。
この小学校5〜6年で扱う英語は語数にして600〜700語です。
ということは、小学校の段階で、現在の中1〜中2の夏休み程度の内容まで扱うということです。
授業の進度としては、これまで1年3か月くらいかけていたものを2年でやるという計算になりますから、ややゆっくりになります。
一方で、一度そこで授業についていけなくなると、大変なことになります。
中学入学の段階で、「英語に関する越えられない壁」ができてしまいます。
こうした流れを受けて、中学3年までは、今の高校1年程度の内容が教えられることになります。
ということは、高校入試において、英語の試験がかなり難しくなることが予想されます。
なお、中学までに扱う単語数は以下の通りです。
(昨年まで)900語
(今年から)1200語
(小4以下の改定案)1600〜1800語
☆小学校までに600〜700語
☆中学までに1600〜1800語
単純計算で、昨年までに中学を卒業した人たちの2倍近くの単語数を中学までに扱います。
わたしもこれを書いていて、あまりのことに目が回りそうです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
今年から、中学の英語の教科書は、扱う単語が目に見えて多くなり、また文章も長くなりました。
あと数年したら、この傾向がますます強まるのです。
こうした流れは、上位層が行く進学校では歓迎されるでしょう。
高校での負担が減るからです。
大学入試がその影響を受けて、どうなるのかは未知数です。
ただ大学入試においては、センター試験の廃止、新テストの導入が控えています。
それゆえ、試験の傾向が変わることはあっても、難易度それ自体には、大きな変化がないものとわたしは踏んでいます。
傾向が変わる上に、問題自体が大きく難化してしまっては、受験生がついて行けないだろうと思うからです。
高校入試に関して申せば、「できる人」と「できない人」との差が、今以上に大きくなることは間違いありません。
よって、特に上位校を目指すご家庭は、小学校の頃から、高校入試に向けてしっかり準備しておく必要があります。
中学入試をお考えのご家庭は言わずもがなです。
仮に小学校で英語が正式教科となり、試験があっても、それはどこまで行っても「小学校の試験」です。
しかし中学入学以降に求められるのは、「入試に太刀打ちできる英語力」です。
今でも小学校高学年の過ごし方が高校入試に与える影響は大きなものがあります。
今後はそれが今以上に強まることを、ご父兄におかれては、十二分にご留意下さい。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしが懸念しているのは、中間層における「英語難民」が大量に発生することです。
英語・数学は積み上げ教科と言われ、一度つまずくと、やり直しが効きづらいとされています。
それでも数学は、数式の計算など「少しはなんとかなる分野」があります。
数学は主要5教科の中で、最も覚えることが少ない教科です。
「少しは何とかなる分野」に絞って演習を行うと、勉強の苦手な生徒さんであっても、何がしかの得点が可能です。
しかし英語にはそういう分野がありません。
分からなくなってしまったら、その時点で前に進めることはありません。
何しろ単語を山のように覚えなくてはなりません。
書いてあることが分からなければ、問題に答えようもありません。
そして得点のためには、英単語を正しく綴ることができなくてはなりません。
実際、成績が芳しくないという中学生の生徒さんの指導で、最も頭痛のタネになっているのは英語です。
今ですら格差の大きい英語を、さらに広げようとしています。
文科省の考え方としては、
「できる人はよりできるようにする。
できない人は早々に放置する」
ということです。
「ゆとり教育」からの決別というのは、こういうところにも表れています。
小4以下の子息をお持ちのご父兄ができることは、「現実を知り、今後の展開に対処する」ことです。
お上がそのように決めた以上、受験関係者であるわたしがやれるのは、早めの対策だけです。
今回書こうと考えているのは、2月15日〜18日に書いた「そもそも学歴とはどんな意味を持つのか」というコラムの続編というべきものです。
その際、「学歴は実社会でどういう意味があるのか」ということに対して、わたしの考えを書きました。
今回は、「学歴」も「売り」もない人は、どうすればよいのか、ということを述べることにします。
結論から申し上げますと、「学歴」や「売り」がなくても、何とかなることがほとんどです。
しかし考慮すべきは「何とかなる」の中身です。
総務省統計局の調査によると、15〜24歳の若年層では、平成2(1990)年に比べ、平成26(2014)年は、非正規雇用者の割合が28.1ポイント上昇しています。
これは非正規雇用労働者を巡る規制緩和の流れがあります。
これを見ると、若者が安くそして不安定な身分で使われていることが分かります。
そして恐ろしいことに、この数字で労働者の数を見ると、平成2年が137万人だったのに対し、平成27(2015)年は231万人になっています。
何と94万人増えています。
数字はこちらを参照しました。
こうした流れに対し、学校として十分に対処できているとは言えません。
というより、そもそも学校というところは、実社会とはその性質上、隔絶された環境にあります。
学校の先生方が経済状況を変えられるわけはありません。
できることは、「社会に出たとき、少しでも困らないようにする」ことだけです。
「せっかく高いお金をかけて、学校は卒業したけれど、こんなはずでは.....」
となってからでは遅いということをよく知っておいてほしいのです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしはときどき、生徒さんにこう言うことがあります。
〜誰にでもできる仕事というのは、誰にもできません。
〜誰にもできない仕事というのは、誰にでもできます。
こういうと生徒さんは「???」という怪訝(けげん)な表情を浮かべます。
わたしが意味するのはこういうことです。
よく、求人情報を見ると、
「誰にでもできる仕事です」
「学歴・経験は問いません」
という仕事があります。
しかしこういう仕事は常に従業員を求めています。
ということは、どういうことかと言えば、「従業員が定着しない」ということです。
要するに応募してくる人は、「使い捨て」だと思われているということです。
こういう仕事は誰にでもできるようですが、結局は「誰にもできない仕事」です。
反面、特殊な技能を持っているとか、非常に難しい試験を突破しないとできない仕事があります。
そういう仕事についている人は、多少は問題のあるようなような人でも、仕事にあぶれるということがありません。
「誰にもできない仕事というのは、誰にでもできる」というのは、このような意味です。
かつてのSMAPの歌にあるような「ナンバーワンでなく、オンリーワン」の世界です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
そうした現実を踏まえて、では、「学歴」もなく、「売り」もない人はどうすればよいのか、少しでも「何とかなる」ようにするにはどうすればよいのか、という問いに対して、わたしはこう答えます。
〜いつも明るく、ニコニコしている
このほかに思い浮かびません。
この点については、持って生まれた気性というものがありますから、そうそう誰もが明るく、ニコニコしていられるわけではありません。
しかしながら、わたしの経験ですと、性格的に明るい人は、それだけで得です。
例えば、以前わたしが会社勤めをしていたころ、そこには複数の配送業者が会社に出入りしていました。
どこの会社にどれだけの荷物を頼むかは、現場の社員、特に女子社員の匙加減に任されていました。
そうした中で、抜群の営業成績を上げている配送担当者がいました。
この方はとにかく、いつも明るくて、愛想がよくて、ニコニコしていました。
そのようなわけで、女子社員からは「あの配送の人には、ホントに頭が下がる」と言われていたものでした。
一度、わたしがその方に配送をお願いしたとき、こう声をかけてみました。
菊池: いつも、明るくて、朗らかですね。
うちの女子社員も、あなたのことをホントによく褒めているし、頭が下がるって言ってますよ。
配送担当者: そうですか〜
いや〜
自分は頭が悪くて勉強もできないんで、こんなことをやるしか能がないんです。
でも、女房も子供もいるんで、できるだけのことはやろうと思ってるんですよ。
毎度ありがとうございま〜す。
「偉い人だ.....」
そう思いました。
さて、「学歴」もなく、「売り」もないという生徒さん、これからどうしましょうか?
春休みのイベントとして「学習会」「勉強お疲れ様&親子懇親会」を以下の要領にて開催いたします。
「学習会」の後、「懇親会」になだれ込むという企画です。
<第1弾!>
「限定6名まで! 春休み7時間学習会」
指導内容: 講師1名(菊池)対 生徒さん3〜6名の個別指導
日時: 4月2日(日)09:00−17:00(途中1時間の昼食休憩あり)
場所: 仙台市生涯学習支援センター 5階第1セミナー室C
住所: 仙台市宮城野区榴岡4-1-8
TEL:022-295-0403
詳しい場所はこちら。
受講費用: 1名につき、9,000円
消費税はいただいておりません
☆受講に当たっては、会場まで各自お出で下さい。場所は仙台駅東口から東のほうに向かって5分くらい歩きます。
☆昼食は各自ご用意ください。
☆受講費用につき、現在担当のご家庭は、後日、通常の指導料とともにお支払いください。外部の方は、当日精算です。
☆お申し込みは、6名までです。
定員に達した時点で、募集を締め切ります。
3月20日(月)までに人数が3名以上とならない場合は、実施を見合わせます。
☆お申し込みのキャンセルは、3月20日(月)までにお願いします。
それ以降のキャンセルについては、以下のようなキャンセル料がかかります。
3月21日(火)〜3月26日(日)...受講料の半額
3月27日(月)〜4月1日(土)...受講料の70%
4月2日(日)...受講料の全額
場所は仙台駅近くになります。
会場はだいぶだだっ広く感じられるはずです。
もう少し小ぶりなところを確保したかったのですが、すでに予約が入っていて借りられませんでした。
ちょうど新学期の始まる前後という絶妙なタイミング(?)を活用し、7時間、しっかり勉強します。
前回、前々回は2日間にわたって開催しましたが、今回は1日です。
家庭教師の指導というのは、講師と生徒さんが1対1で向き合うのが「売り」ですが、「他の生徒と比較が難しい」という短所があります。
「他の生徒さんの動向」を気にしながら、なおかつ菊池の指導も受講できるという企画です。
人数は限定6名までとします。
学習する内容については、生徒さんそれぞれと事前に打ち合わせることにし、その生徒さんにとって最も必要なものを選んで実施します。
休憩時間にはお菓子を用意し、またお互いの親睦を深めるために、ちょっとしたゲームをやろうと思います。
前回は、カードゲームUNOが非常に好評で、かなり盛り上がりました。
参加をお待ちしております。
<第2弾!!>
☆「勉強お疲れ様&親子懇親会」
日時: 4月2日(日)17:30
開始場所: スイーツパラダイス仙台パルコ店
住所: 仙台市青葉区中央1-2-3仙台パルコ8F
電話番号: 022-774-8122
ホームページアドレス: http://www.sweets-paradise.jp/shop/tohoku/sendai.html
参加費: 1人1,530円(税込)
☆スイーツやパスタ食べ放題70分です。
メニュー詳細については、上掲サイトをご覧ください。
☆参加費用につき、現在担当のご家庭は、後日、通常の指導料とともにお支払いください。
外部の方は、当日精算です。
「友達を連れてきたい」「菊池がどんな人間か会ってみたい(笑)」と言う方、大歓迎です。
☆申込キャンセルは当日午前10時まで菊池へご連絡ください。
それ以降のキャンセルは参加費を全額頂戴いたします。
☆申込者が少ない場合は、実施を見合わせます。
☆応募締切: 3月28日(火)
こちらのお店は、夏休み中の企画として、一度開催したことがあります。
今回は、勉強を頑張った生徒さん、それを応援したご父兄の労をお互いにねぎらい合い、ご家庭間の懇親を深めることを目的としています。
そこでは学校間の情報交換の場になればと考えています。
時間は70分と短めですが、結構いろんな話ができます。
特にここで出すものは、女性が大好きなものばかりです!!!
こちらには人数制限がありません。
多くの方のご参加をお待ちしております。
すでにTwitterでは取り上げておりましたが、平成29年度宮城県公立高校入試の後期倍率を今一度取り上げます。
詳細はこちらです。
ここでは例によって、仙台圏の高校を取り上げます。
仙台二華は、
第1回予備登録1.00→第2回予備登録1.05→本出願1.52
と大幅に上昇しました。
合格最低点を考えると、昨年と比べて、今年は間違いなく上昇するでしょう。
受験生としては「そんなはずじゃなかった.....」ですが、高校入学後に要求される水準を考えると、今までが変でした。
ナンバースクールに関しては、例年に比べて「二がやや高くなり、一・三はやや低くなった」感があります。
1.5倍以上のところは、24学部です。
一昨年29→昨年27→今年24
というふうに、人気がばらつく傾向にあります。
また、第2回予備調査の際、「要注意高」として、指摘していたところがありました。
そちらの動向です。
仙台向山(理数)1.05→1.58
宮城一(理数)0.76→1.46
仙台三(理数)1.15→1.15
泉松陵1.08→1.33
宮城広瀬1.13→1.56
宮城工業 (化学工業)0.93→1.42
仙台工業(電気科)1.06→1.56
仙台三高理数科は、泉松陵はもう少し上がるかと思っていましたが、例年に比べると低かったです。
また仙台高校は
一昨年1.61→昨年1.63→今年1.28
となり、例年に比べても低倍率でした。
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