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(前回の続きです)
わたしたちの常として、自分にとってより身近なもの、自分の生活にかかわってくるものには、大きな関心を抱きます。
例えば、わたしは多賀城で生まれ育ち、仙台に住んでいます。
ですから、北海道や九州のことより、東北地方・宮城県・仙台や多賀城により大きな関心を持ちます。
それゆえ。今に生きる生徒さんが、「過去に起きたこと」を扱う歴史に、あまり興味・関心を持てないのも、不思議ではありません。
「いま起きていること」を扱う地理のほうが、彼らにはより身近に感じられるのも、納得がいく話です。
しかし、物事というのは、「いま起きていることだけ」を見ればいいわけではありません。
例えば、
Aさんという女性が、同棲していたBさんという男性を殺害した
という「事件」
第三者からすると、
「両方で仲良くやればいいのに」
くらいにしか思いません。
それは、「今」しか見ていないからです。
しかし、過去にさかのぼると、いろいろと複雑な事情が出てくるかもしれません。
そして、
「ああ、なるほど。
そういうことがあって、この事件が起きたのね」
と理解できることになります。
その「過去にさかのぼること」が国単位になると、「歴史の授業」ということになるのではないでしょうか。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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