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(前回の続きです)
前回のコラムでは、入試や模試で文法問題が仮にできなくても、大勢に影響はないと述べました。
しかし、それは高校入学後にガッチリとツケが回ってきます。
そのツケと言うのは、高校で本格的に始まる古典の授業です。
「枕草子」や「徒然草」、「論語」のようなアレです。
高校に入学するなり、「四段活用」だの「ラ行変格活用」だのというのが突然目の前に現れます。
そこでは「ラ・リ・リ・ル・レ・レ」というような変な呪文を丸暗記するように言われるのです。
そんなことがあって、ほとんどの新高1生は、こうした古典の授業にアレルギーを持つようになります。
これは、ナンバースクールのようなトップクラスの新高1生でも同じです。
彼らの英語・数学の力は、さすがに他の高1生より抜きんでています。
しかし、こと古典の文法になると、なぜあんなにダメダメ・メタメタという生徒さんが多くなるのか...と毎年感じます。
実のところ、中学でもっとしっかり国語の文法問題をやっていれば、高校の古典の授業が始まっても、そこまでダメダメ・メタメタになりません。
逆に言うと、新高1生が古典の授業でつまずくのは、中学で国語の文法問題を疎かにしてしまっているからなのです。
(次回に続きます)
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