歴史・古典ってなぜ勉強しなきゃならないの? ~生徒さんの疑問に答える~ その3 2024/12/25

前回の続きです)

生徒さんが質問します。

 

・・・歴史を勉強する意味は分かりました。

でも、古典って、必要なんですか?

使い道、あります?

 

以下、わたしからです。

 

・・・確かに古典って、使わないように見えますよね。

でも、意外と書き言葉の中に残ってるんですよ。

例えば、「いわゆる~」「言わば~」って言葉がありますよね。

「いわゆる」っていうのは、もともと「~と言われている」っていう意味です。

この「ゆる」って、「殴られる」の「れる」と同じで、奈良時代なんかに使われた助動詞です。

「言わば」は「もし~と言うのであれば」っていう仮定ifの言い方です。

古文にはしょっちゅう出てきます。

「いわゆる~」「言わば~」なんて、今の国語では「そういうもの」として覚えるしかないです。

でも、過去にさかのぼると、「なんでそういう言い方をするのか」が理解できるじゃないですか。

 

生徒さん

「ああ、そうなのかあ...

言われてみれば、そうなのかもしれませんね」

 

・・・そうなんです。

こういう表現って、書き言葉とか、固い言い方に残ってますよ。

固い言い方が、「昔の言葉に由来する」って、日本語だけじゃないんです。

そのほかの言語、英語にも、中国語にも、残ってますよ。

次回に続きます)

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