私立高校推薦入試 ~親が子供の可能性を潰す??~ その2 2025/06/09 

前回の続きです)

わたしが経験したのは、次のようなケースです。

その生徒さん(以下、「Aさん」とします)は、指導し始めた2年の冬当初、みやぎ模試偏差値50台半ばくらいでした。

そして、志望校としては、ボーダー偏差値55のX高校と、偏差値58のY高校のどちらかで迷っていました。

最高成績は、偏差値62まで達しました。

数字だけを見れば、三高にギリギリ引っかかるくらいです。

結果、Aさんは偏差値58のY高校へ出願しました。

しかし、2月末ころ、事情が動きます。

Aさんの父親が、次のようなアドバイスをします。

「Y高校に行っても、高校の中で深海魚になってしまうかもしれない。

であるなら、公立を受けず、『滑り止め』の私立のZ高校へ行ったほうがいいのでは?」

「滑り止め」Z高校のそのコースは、ボーダー偏差値49です。

そしてそこからは附属の大学に進学できます。

Z高校は父親の出身校です。

Aさんはそこで、父親の「アドバイス」に従いました。

そして、公立高校受験の「辞退届」をY高校に出しました。

彼女は自身の実力より10以上も「格下」のZ高校に進学しました。

わたしにとって、彼女の公立受験自体は「寝耳に水」でした。

今もモヤモヤ感は消えていません。

次回に続きます)

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