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(前回の続きです)
前回のコラムで述べた
「入試は易しくなっているというのは正しい 難しくなっているのも正しい」
という現象を、詳しく述べると、次のようになります。
1.入試は上位に行くほど、より難しい。あるいはこれまでの難易度を保っている
2.入試は下位に行くほど、より易しくなっている
3.二極分化が年々激しくなっている
4.上位に行くほど、受験業者のような「お助けマン」がこれまで以上に必要
5.下位に行くほど、受験業者のような「お助けマン」は必要性が薄れている
要するに、今の時代、高校や大学は、「選ばなければ」あぶれずに入学が可能です。
「うちの子供は勉強が好きでないし、どこでもいいから、高校、引っかかってもらえば...」
こういう高校受験生も、「選ばなければ」、どこかには落ち着けます。
こうした流れに拍車をかけたのが、2020年に始まった「私立高校の授業料、実質無償化」です。
それまでは、「私立高校=おカネがかかる 公立高校=安く済む」というのが、「常識」でした。
2020年以降、「常識」が「常識」でなくなってしまったのです。
また、私立高校も、「推薦入試」という「よほどの例外以外は合格できる」制度を大々的に宣伝します。
その結果、かつては「勉強苦手系」の生徒さんが受けていた公立高校に、軒並み閑古鳥が鳴く事態となります。
(次回に続きます)
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