入試は少子化で易しくなっている? 難しくなっている? その2 2023/01/24

前回の続きです)

前回のコラムで述べた

「入試は易しくなっているというのは正しい 難しくなっているのも正しい」

という現象を、詳しく述べると、次のようになります。

1.入試は上位に行くほど、より難しい。あるいはこれまでの難易度を保っている

2.入試は下位に行くほど、より易しくなっている

3.二極分化が年々激しくなっている

4.上位に行くほど、受験業者のような「お助けマン」がこれまで以上に必要

5.下位に行くほど、受験業者のような「お助けマン」は必要性が薄れている

要するに、今の時代、高校や大学は、「選ばなければ」あぶれずに入学が可能です。

「うちの子供は勉強が好きでないし、どこでもいいから、高校、引っかかってもらえば...」

こういう高校受験生も、「選ばなければ」、どこかには落ち着けます。

こうした流れに拍車をかけたのが、2020年に始まった「私立高校の授業料、実質無償化」です。

それまでは、「私立高校=おカネがかかる 公立高校=安く済む」というのが、「常識」でした。

2020年以降、「常識」が「常識」でなくなってしまったのです。

また、私立高校も、「推薦入試」という「よほどの例外以外は合格できる」制度を大々的に宣伝します。

その結果、かつては「勉強苦手系」の生徒さんが受けていた公立高校に、軒並み閑古鳥が鳴く事態となります。

次回に続きます)

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
15:00~20:00
定休日
日曜日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お気軽にお問合せください

メール・お電話でのお問合せ

022-797-6500

<電話での受付>
15:00~20:00
※日曜日は除く

ごあいさつ

002-100-132.jpg

塾長の菊池です。
「受かってほしい アナタには」が菊池特訓塾のスローガンです。「勤勉と競争」を重視しています。

菊池特訓塾

住所

〒980-0011
仙台市青葉区上杉3-3-17長田ビル4階

電話受付時間

15:00~20:00

定休日

日曜日