家庭教師の経歴詐称を考える 〜野党第一党の代表を他山の石として〜 その2 2017/07/21

前回の続きです)

わたしもこの業界に身を置いて見聞きするところ、家庭教師の経歴詐称は「ものすごく稀なケース」というわけではありません。

ご父兄にしてみればたまったものではありませんが、悲しいことに事実は事実として認めなくてはなりません。

何しろ、こんなサイトがあるほどです。

このサイトの文章はよくできています。

また「家庭教師 詐称」というキーワードで検索すると、生々しい実態がいろいろと出てきます。

家庭教師派遣会社は、講師の派遣に当たって、さすがに出身大学の学生証や卒業証明書の写しを提出させるなどということはしています。

一方で、出身高校となると、ほとんどの場合、自己申告です。

実際、わたしも、派遣会社で仕事をしていたときは、「出身高校」を証明するものの提出を求められたことはありません。

これがどういうことなのかというと、仮に次のような希望がご父兄から来た場合、どうなるでしょうか?

 

...「自分の子供はA高志望なので、できればA高出身者の方を.....」

...「中学受験経験者を希望します」

 

こうした場合、ほんとうにA高出身なのか、中学受験経験者なのか、という点については、会社として「出身高校」の証明を求めないならば、講師となる人の自己申告によるほかはありません。

そうなると、何のために希望を出したのか、ご父兄としては、そういう肝心要の部分が不透明にされてしまう事態を招来していまいます。

次回に続きます)

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