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(前回の続きです)
では、どの点に相違があるのか、というのを、書いてみることにいたします。
基本的に「勉強を教える」というだけなら、比較的ハードルは低くて済みます。
これは「プロ家庭教師」でなくても可能です。
「勉強を教える」ということであれば、ご父兄も子息の勉強を見たことがおありでしょう。
もとより、プロが「どうやって教えるか」というのをマスターしておくのは当然のことです。
しかし、そのこと以上に「分からない人へはどのように対処しなくてはならないか」ということもしっかり分かっていなくてはなりません。
その件で、こんなことがありました。
高3のある生徒さんは、同じ部活動に所属している友人に、試験前、勉強を教えたことがあったそうです。
しかし、その友人は勉強が全般的に苦手な人と見えて、その生徒さんの教えることはさっぱり要領を得なかったようです。
加えてやる気も今一つだったとか。
「イヤ〜、そいつに教えてると、イライラしてきて爆発しそうになりましたよ」
と生徒さんは語っていました。
家庭教師はそういう状況と日々戦っています。
そういうことでいちいちイライラしていたのでは仕事になりません。
それに対処するのが、プロとしての役割だからです。
生徒さんの能力は、このように千差万別です。
となれば、能力を超えたものを分からせようとするのは、時間のムダでしかありません。
それより、「今、分かっているところ」「分かりかけているところ」に労力を注ぐほうがよい結果になります。
プロの仕事というのは、そうした見極めが必要になってきます。
(次回に続きます)
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