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(前回の続きです)
受験において必携と思われる志望校の過去問集についても、わたしは生徒さん全員に与えているわけではありません。
「この生徒さんには、これまでの模擬試験やテキストの解き直しをしていけば十分」と判断した場合には、過去問を使用しないことがあります。
中学生の場合ですと、学校で年明けに私立高校や公立高校の入試問題演習をやります。
それで十分と判断できれば、そうしています。
特に勉強の苦手な生徒さんの場合は、あれこれ新しいものをやってもらうよりは、「同じ問題を5回、10回と解いていく」ほうが効果的であると考えます。
それでは、優秀な生徒さんの場合はどうでしょうか。
2年前に仙台二高に合格した生徒さんに関して申せば、入試の対策は模試、塾における予想問題演習に絞り込みました。
公立高校の過去問は全くやっていません。
そのようにした理由というのは、塾から与えられるテキストや予想問題集がかなりの量だったからです。
それで、過去問集という新しいものに手を付けるか、それとも今までのものをしっかりやるかで、生徒さんの意向を確認しました。
生徒さんとしては、「新しいものよりは、今までのものをしっかりやりたい」ということでしたので、本人の意思を尊重し、そのようにしました。
3年前に仙台二高に合格した生徒さんの場合、過去問集をメインにし、模試、塾における予想問題演習で補っていくという風にしました。
また今春、仙台一高に合格した生徒さんは、宮城県の過去問集だけでなく、旺文社から出版されている「全国高校入試問題正解」(通称「電話帳」)に取り組みました。
いずれも本人の意思を踏まえた上でのやり方です。
(次回に続きます)
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