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(前回の続きです)
受験指導と、病気の治療との相違点として、ここでは2点挙げます。
第1点目は、病気の場合、突如として自覚症状なしに発症することがありますが、受験指導の場合、「ある日、突然マズい事態に.....」ということはない、ということです。
「マズい事態」は、必ず何がしかの「潜伏期間」があります。
ですから、ご父兄の目から見て、子息が「これではマズい」と感じたら、なるべく早く専門家にゆだねたほうがよいです。
いくら腕っこきの受験指導者でも、神ならぬ身である限りは、できることとできないことがあります。
第2点目は、病気の場合、本人が発熱・痛みなど「症状を症状として感じる」ことができますが、受験の場合、本人が「症状を症状として感じる」ことが必ずしもできないということです。
学業が低迷を続けているとき、生徒さんは「勉強が分からない」「どうやればいいのか」ということを感じてはいます。
しかし、
「自分は勉強に関心がないから」
「別に入りたい高校なんてない」
「勉強ができなくたって、だから何?」
というふうに考えてしまうようになると、「症状を症状として感じる」ことはできなくなります。
病気が悪化して命取りになることはありますが、学業が低迷したところで、命まで取られるということはありません。
逆にそこが、受験指導の難しさと言えます。
(次回に続きます)
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