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(前回の続きです)
「教科書をやる」というのは、実に単純です。
「教科書の文章を読む」
→「例題を見て、理解する」
→「練習問題を解く」
→「教科書ガイドを見て採点し、分からないところを理解する」(以下、ループ)です。
特に留意してほしいのは、「練習問題を解く」です。
章末・巻末にある練習問題は、「そこそこのレベル」のものが掲載されています。
今回話題にした生徒さんは、章末・巻末にある「そこそこのレベル」の問題の中で、しっかり解けていないものが散見されていました。
その箇所をきちんと解いて、自分のものにするように指導したのです。
この生徒さんの偉いところは、「ます教科書をしっかりやるように」というわたしのアドバイスをしっかり聴いて、それを実践した点にあります。
京大を志願しようという生徒さんですから、当然、勉強にはプライドを持っていたでしょう。
「まず教科書をやるように」と、わたしから言われたとき、内心、「今さら教科書?」と感じたかもしれません。
しかし、実際にやってみれば分かりますが、章末・巻末にある問題を「完璧に」こなせる高校生がどれだけいるでしょうか?
ナンバースクールのトップクラスの生徒さんならできるでしょう。
しかし、それ以外は大なり小なり、「穴」があるはずです。
その生徒さんも、それを痛感したのでしょう。
自らの手で教科書を見つめ直し、結果として第一志望校たる京大法学部に合格したのです。
まさしく、基本に忠実に、そして謙虚に努力した賜物です。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
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