高校数学「教科書の大切さ」 〜京大合格者はかく語りき〜 その2 2018/01/18

前回の続きです)

「教科書をやる」というのは、実に単純です。

「教科書の文章を読む」

→「例題を見て、理解する」

→「練習問題を解く」

→「教科書ガイドを見て採点し、分からないところを理解する」(以下、ループ)です。

特に留意してほしいのは、「練習問題を解く」です。

章末・巻末にある練習問題は、「そこそこのレベル」のものが掲載されています。

今回話題にした生徒さんは、章末・巻末にある「そこそこのレベル」の問題の中で、しっかり解けていないものが散見されていました。

その箇所をきちんと解いて、自分のものにするように指導したのです。

この生徒さんの偉いところは、「ます教科書をしっかりやるように」というわたしのアドバイスをしっかり聴いて、それを実践した点にあります。

京大を志願しようという生徒さんですから、当然、勉強にはプライドを持っていたでしょう。

「まず教科書をやるように」と、わたしから言われたとき、内心、「今さら教科書?」と感じたかもしれません。

しかし、実際にやってみれば分かりますが、章末・巻末にある問題を「完璧に」こなせる高校生がどれだけいるでしょうか?

ナンバースクールのトップクラスの生徒さんならできるでしょう。

しかし、それ以外は大なり小なり、「穴」があるはずです。

その生徒さんも、それを痛感したのでしょう。

自らの手で教科書を見つめ直し、結果として第一志望校たる京大法学部に合格したのです。

まさしく、基本に忠実に、そして謙虚に努力した賜物です。

次回に続きます)

 

 

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