「年齢で学年を区切る」ことの問題点 〜特に平均点の取れない生徒さんは.....〜 その2 2018/02/12

前回の続きです)

わたしが公立小中学校に通う生徒さんを担当する場合、「平均点が取れているかどうか」というのは、生徒さんに指導する上で、大きな目安となっています。

「平均点が取れていない」ということは、その学年に見合うだけの習熟度に達していない、という風に解釈しています。

言い換えると、例えば学年は中1でも、平均点に達していないということは、その生徒さんの学力は小学生の平均値と同じだということです。

小学何年生になるのかは、その生徒さんの学力によります。

となれば、平均点が取れていない生徒さんというのは、「能力的に言って、かなりハードなことを要求されている」ということです。

本来なら、そういう生徒さんは、下の学年でやっているようなことを再履修するのが理想です。

しかし、制度上、そのようにはなっていません。

「年齢が同じ」というだけで、同じ学年に所属し、同じ勉強をし、同じ試験を受けるというのが、そもそもかなり無理があるのです。

その点をよく心得ていれば、そういう生徒さんには、何を教え、逆に何を教えないようにしなければならないかは、おのずと答えが出ます。

ご父兄にしても、平均点が取れていないという子息をお持ちならば、こと学習面に関しては、何を要求し、逆に何を要求してはいけないのかは、答えが出てきます。

将来の進路を考える際にも、そういう観点が必要になってくるでしょう。

幸いなことに、多くのご父兄は、子息の能力というのがいかほどなのか、だいたいのところはつかんでいるようです。

次回に続きます)

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