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(前回の続きです)
「弱者の戦い方」というのはいろいろあります。
ここで、2つの例を挙げることにします。
一つ目は、「やることを絞る」ことです。
「やることを絞る」というのは、「勉強をしない」ということではありません。
最初から満点を狙わず、難しい分野はさっさと見切りをつけて、できる分野で確実に点を取っていくということです。
全体を満遍なくやるというのは、できる生徒さんだけがやればいいことです。
あれこれと手を広げ過ぎるのは、弱者にとっては極めて非効率です。
かてて加えて、彼らの負担が増す割には、大した成果が出ません。
二つ目は、「どうしたら点が上がるだろうか」と考え、自分なりに工夫をしてみるということです。
より手っ取り早い方法は、近くに受験指導がいれば、できる限り、その指導者の言うことを取り入れて可能な限り、実践してみることです。
弱者というのは、わたしの目から見ると、信じられないほど無防備の状態で、学習に臨んでいる場合が多いのです。
これは例えていうと、こういうことです。
わたしたちは、凍結した道路を歩くとき、滑らないようにと慎重に歩きます。
ところが「弱者」たる彼らは、そういう道を歩くにも、全く無防備で、周囲の状況を顧みることなく、スタスタと歩きます。
そうすると、当然のことながら、何度も滑って転びます。
しかし、転んで痛い思いをしても、やはり彼らは、今まで通りにスタスタと歩きます。
「転ばないようにするにはどうしたらいいのだろう」と自分なりに工夫する様子はほとんど見受けられません。
上手な例えかどうか分かりませんが、わたしの申し上げたいことは、あらましこういうことです。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
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