中学生の「甘い!」評定の訳 〜数字の怖さと先生方の評価基準〜 その3 2018/04/03

前回の続きです)

「この生徒さんは、学力よりいい評価を受けている」と感じる生徒さんは、おしなべて「仕事が丁寧」です。

提出物も遅れず、また字を書く際も、丁寧です。

字には人によって巧拙があります。

たとえ拙い字でも、そこに丁寧さが感じられれば、先生方はきちんと評価してくれています。

もっとも、これが「不公平」かどうかについては、疑問の残る部分ではありましょう。

一方、「この生徒さんは、学力より低い評価を受けている」と感じる生徒さんは、提出物の遅れがあったり、「仕事が乱雑」です。

「字が乱雑なのは、仕方がないじゃないか」という反論も予想されます。

が、こういう生徒さんは、例えば、副教材ワークをたとえ提出はしていても、こういう症状を伴っている場合が多いのです。

.....マル付けをしていたり、していなかったりする。

.....問題を解いていない空白の箇所がある。

.....書きなぐったような字で書いてあり、その問題がほんとうに正解しているかどうか、判読できない。

.....実は、間違ったところにマルを付けている。

百歩譲って、字の乱雑さは「本人の特性」ということで目をつぶることができても、「いかにもやっつけ仕事」というような提出物に先生方が低い評価しか与えないのは当然です。

さらに、字が乱雑でそもそも判読が難しいとあっては、これで高評価を与えよというほうが土台無理というものです。

低評価となっている生徒さんは、要するに、自分の提出物をチェックする相手である先生のことをまるで考えていないのです。

評価をしてくださる先生の身になって考えられない人は、低評価であるのも致し方ありません。

次回に続きます)

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