いわゆる塾ジプシーの弊害について 〜子息の立場から見た場合〜 その2 2018/04/18

前回の続きです)

前回述べた塾ジプシーは、ご父兄にしてみれば、子供に合った受験関係者、子供に合った指導者を見つけるための「聖なる戦い」です。

実際、わたしがそのご父兄に面談したときには、学習に対する関心の高さ、子供のことをいろいろと考えている様子が伝わってきました。

わたしも子供を持つ親として、その心情は理解はします。

が、ハッキリ申し上げて、子供に100%合う塾や家庭教師など存在しません!

ちょうどそれは、100%の配偶者や100%の恋人がいないのと同じです。

恋人を求めるならば、「いい人を見つけるために、なるべく多くの、いろんな人とお付き合いしてみる」というのもあり得るでしょう。(わたしは、こうした領域についての知識に乏しいため、想像で書いています(笑).....)

しかし、受験関係者を選ぶのは、恋人選びとは違います。

塾ジプシーの大きな問題は、転塾のたびに、今までのことがリセットされてしまうことです。

最初から指導期間が決まっている短期指導を別にして、指導をする側としては、生徒さんを担当し始めて、すぐに100%の指導はできません。

その生徒さんの属性を理解するために、一定の時間がかかるからです。

例えば、どこが弱点で、どういう性格の人で、それを踏まえて現在の志望状況に持っていくために、どうすればいいのか等々の理解のためです。

家庭教師の指導としては、「見極め」のために、最低限、5回程度の指導は必要です。

そして、何より生徒さんが新しいリズムに慣れるためには、どう少なく見積もっても、3か月はかかります。

ようやく生徒さんの体がリズムに慣れたころ、「この塾はダメ」とばかりに転塾してしまっては、成績が改善するはずはありません。

事実、そうしたご家庭で、成績が上がったという話を聞いたことがありません。

次回に続きます)

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