いわゆる塾ジプシーの弊害について 〜子息の立場から見た場合〜 その3 2018/04/19

前回の続きです)

塾ジプシーをしているご家庭で、前回までに申し上げたことで最もまずい点としては、「教えを乞う側の子供にも塾・家庭教師に合わせようとする姿勢が必要」であるということに対する認識がスッポリ抜け落ちている点です。

ご父兄にしてみれば、「子供に合わせてくれる塾」が最も望ましいでしょう。

家庭教師という業態を取っているわたしの場合、集団塾や個別指導塾よりは、「子供に合わせやすい」システムになっています。

しかし、「受験関係者が子供に合わせる」だけではダメです。

子供のほうにも、「塾・家庭教師に合わせる」という姿勢がなくては、成績向上など望むべくもありません。

また、塾ジプシーの弊害が、受験関係者によって、指導方法が異なるということです。

昨日まで、「Aというやり方でやりなさい。Bではダメです」と言われていたものが、「Aではダメです。Bというやり方でやりなさい」ということがあります。

これは会社勤めなど、組織にいらっしゃるご父兄ならば、上司が変わると、ガラッとやり方が変わるのと同じです。

それはそれで、人心一新という点ではいいでしょう。

そうは申しても、2か月や3か月という短期間に、クルクルと上司が変わってしまったら、ご父兄は対応できるでしょうか?

大人でもそれはできないはずです。

であるならば、精神的にも経験上も、発達途上にある10代そこそこの子供がそういう状況に対応できるはずがないのです。

次回に続きます)

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