悩める仙台一高・二高の新入生の皆さんへ 〜少しでもよい方向に行くために〜 その2 2018/05/02

前回の続きです)

まず、「数学で赤点を取ってしまった」というのが、相当大きなショックだっただろうことは想像できます。

一高に入学できたくらいの生徒さんです。

試験で40点取れない、などということは、これまでなかったはずです。

わたしもそうですが、初めて経験することや予想もしないことに遭遇すると、人間だれしも動揺します。

ですから、「初めての赤点」の気持ちはよく分かります。

しかし、ちょっと周りを見渡せば、「実のところ、赤点は自分だけではなかった」ということが分かるはずです。

周りは一見すると、平静を装っています。

が、「腹の中では泣いている」人たちが少なからずいます。

入学前の周りの大人たちや自分自身のことを思い出すと、つい先日のことが、遠い昔のように感じてしまっているかもしれません。

一高では、これから先、数学の小テストで苦しめられることが多いはずです。

名前は「小テスト」となっていますが、難しさはかなりのものです。

平均点が30点台などというのがざらに出てきます。

わたしだって、あの制限時間で、あれほどの問題をすべて解き切るのは絶対に無理です。

数学の先生も、それを十分分かった上で問題を作成しています。

相当昔の話になりますが、わたしのいとこが、約半世紀前に一高にいたとき、3年生の最後の数学の実力試験の平均点が100点満点で8点だったそうです。

その当時は、一高が抜きんでて県内最難関だった時代です。

一高の数学のテストには、そういう伝統が脈々と受け継がれています。

次回に続きます)

 

 

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