そもそもなぜ高学歴の人が重用されるのか 〜使用者の立場で考える〜 その3 2018/05/06

前回の続きです)

「学歴の高い人が重用される」ということは、この場合「逆もまた真なり」です。

学歴が高くなければ、重用される確率は低くなります。

会社などの組織は、利益を出すことが目的です。

慈善事業をやっているわけではありません。

ある人の処理能力が高くないとなれば、できることは限られてきます。

上司の指示を理解し、実践するには、相応の国語力を必要とします。

その際、上からの指示というのは、必ずしも具体的だったり、親切だったりするわけではありません。

かなり大雑把ということが多いのです。

学校にいるときには、「分かりませんでした」「できませんでした」で済ませることがある程度できます。

しかし、実社会に出れば、なかなかそういうわけには行きません。

そこで思い出したのが、以前の指導であった一幕です。

それは、ある中3生、だいたい定期試験で5教科合計100点を超えるかどうか、という生徒さんへの指導でのことです。

どの教科だったかは忘れましたが、「ここに書いてある数字を、大きい順からここに並べて書いてください」と指示を出したことがあります。

ところが、その生徒さんは、ペンを持ったっきり固まっています。

その生徒さんが聞こえなかったと思って、もう一度同じことを言ったところ、反応は変わりません。

いろいろ尋ねてみると、「大きい順に」という言葉を理解していないことが分かりました。

そこでわたしは、「大きい順に」の意味を説明しました。

そして、具体的に「こうして、ああして.....」と、やってみせ、ようやくその生徒さんは「大きい順から数字を並べて書く」ことができました。

次回に続きます)

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