「分かりやすい指導」と「成績の上がる指導」は違います その2 2018/05/28

前回の続きです)

ではなぜ、生徒さんは「分かりやすい指導」を求めてはいても、「成績の上がる指導」を望まないのでしょうか。

その理由は「成績の上がる指導」がハードだからです。

ここで「分かりやすい指導」と「成績の上がる指導」の違いの例を挙げます。

池上彰さんがテレビでやるニュースの解説は、典型的な「分かりやすい指導」です。

彼の解説を聞いて、「ああ、なるほど。よく分かった」と視聴者が感じれば、それで目的は達成されます。

その一方で、「成績の上がる指導」とは、クイズ番組です。

それを見ている視聴者は、頭を使って正解を考えなくてはなりません。

「考えるのが面倒だ」という方は、そういった番組をご覧にならないでしょう。

以上を受験指導に置き換えると、「分かりやすい指導」というのは、「脳に優しい」指導です。

小難しいことを考えなくても済む分、分かりやすく感じるのです。

分かりやすくするために、ほんとうは重要なことを省いたりして、精いっぱい分かりやすくしています。

一方、「成績の上がる指導」というのは、「脳に優しい」指導ではありません。

自分の力で考えて、正解を導き出さなくてはならないからです。

それでも、クイズ番組のように内容がおもしろければ、頭を使うことも、また楽しです。

しかし、受験学習というのは、おもしろいものではありません。

となれば、「成績の上がる指導」に人気がないのも当然と言えます。

次回に続きます)

 

 

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