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(前回の続きです)
まず、ご父兄が留意すべきは、「学校の席次のみならず、それ以上に模擬試験の偏差値を気にしてほしい」ということです。
わたしが生徒さんのご父兄と接したり、また受験関係者からの話を聞いて、定期試験と模擬試験にまつわることで感じることがあります。
それは、「学校の定期試験への関心が、模擬試験のそれに比べて高すぎる」ということです。
学校の定期試験は、「〇〇人中、〇番」というふうに、実に分かりやすく席次が出てきます。
また、内申書対策という点からも、非常に重要です。
一方、模擬試験で重視されるのは、順位ではなく、偏差値です。
宮城県内で行われている高校受験向けの模擬試験は、みやぎ模試、進学プラザ系、栄光ゼミナール系、ぜんけん模試など、百花繚乱状態です。
ある学習塾に属すると、原則として、その系統の模擬試験しか受験しません。
例えば、進学プラザ系の模擬試験の受験者は、みやぎ模試の受験者とかぶりません。
ちなみに、宮城県の中3の卒業者は、今春で約21,000人、公立高校の定員は、約15,000人です。
そして中3の1月におけるみやぎ模試の受験者は、約1万人です。
それゆえ、「うちの子供は結局、どのくらいの成績なのか」を理解するという観点から見ると、模擬試験の成績は必ずしも分かりやすいものではありません。
「うちの子供は学校で平均点を取れています」と言っても、受験生全体を見た場合、平均点が取れる学力であるという保証はどこにもありません。
(次回に続きます)
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