塾テキストはお経や戒名にあらず 〜難しいほどありがたい?〜 その2 2018/11/22

前回の続きです)

お経や戒名と言うのは、仏事にお寺さんで上げてくれたり、亡くなった方につけてくれるアレです。

最もよく聞かれるお経の一つ、般若心経は、一言で申せば、「世の中ってむなしいもんだね」というのを繰り返し語っているだけです。

それを「観自在菩薩行深(かんじざいぼーさつぎょーじん).....」とやるから、「それらしく」聞こえます。

戒名についてもそうです。

過日亡くなった、桂歌丸師匠の戒名は「眞藝院釋歌丸(しんげいいんしゃくかがん)」というものです。

これを「らくごのうまいウタマル」という戒名だったら、お寺さんへのお布施も、ご遺族としてすんなりとは出しづらいのではないでしょうか。

「眞藝院釋歌丸」というと、いかにも戒名らしいです。

分かったような、分からないような気がするし、それが「ありがたみ」を増します。

お経にせよ、戒名にせよ、お寺さんは、タダでやって下さるわけではありません。

下世話な話かもしれませんが、「院」という字が入れば、黙ってお布施は100万以上です。

翻って、別の視点から見ると、塾テキストもお経や戒名と通じている部分があります。

特にトップクラスをうたうところのテキストは、時として、難問ばかりがズラズラと並んでいることがあります。

タイトルを見ると、「発展」「応用」「ハイクラス」というような名前がついています。

当該生徒さんの所属するクラスで使うには、難しすぎて、明らかに消化不良になってしまうようなものも多数含まれています。

指導するほうも、そのあたりは心得ていると見えて、授業で使われることはまずありません。

塾テキストは確かに全問解く必要はありません。

が、これでは、何のための「発展」「応用」「ハイクラス」テキストだか分からなくなってしまいます。

次回に続きます)

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