作文指導の限界 〜指導で「できること」「できないこと」〜 その2 2018/12/06

前回の続きです)

作文で最も大切なのは、その内容です。

言い換えると、課題が与えられたとき、「何を書くか」ということです。

「何を当たり前のことを.....」と、お感じになるご父兄も多いかと思います。

ところが、意外なほど、この当たり前のことを認識できていらっしゃらない場合が多いのです。

料理に例えると、わたしは、包丁の切り方、味付けの仕方を、生徒さんに教えることができます。

しかし、料理に使う野菜、肉、魚といった食材自体は、生徒さん自身が用意しなくてはなりません。

わたしがいくら生徒さんに、「おいしい料理の仕方」を教えることができても、できるのは、「料理の仕方」です。

食材がなくては、料理を教えようにも、教えられません。

食材があれば、それがどんなに不格好なものであっても、味がまずくとも、それは料理となります。

そして、腹の足しにはなります。

一方、食材自体がなければ、料理がそもそもできません。

上記の例えで、「食材」を作文の内容に、「おいしい料理の仕方」を作文指導に当てはめると、ズバリわたしの申し上げたいことです。

ネット検索をしたり、「作文の仕方」のような書籍を読むと、「とりあえず、何がしかの食材は準備できている」ということが前提になっています。

しかし、多くの人が悩んでいるのは、食材そのものが準備できないからなのです。

「どう書くか」は指導できます。

「何を書くか」は指導できません。

次回に続きます)

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