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(前回の続きです)
第2点目として、「過去が足を引っ張っている」というケースです。
これは、数学・英語といった教科でそうした傾向があります。
数学は、前の学年までのことをきちんと理解していなくてはなりません。
例えば、小5や小6で学ぶ算数に抜けている箇所があれば、どうなるでしょうか。
中学校になっても、そこを埋めない限り、永遠に点数は取れません。
10%割引、毎分5mで移動する、「砂糖と塩を5:1の割合で混ぜる」.....
といったような問題をしっかり理解できていない小学生は非常に多いです。
その結果、これを使う数学の問題を解くときには、得点確保が難しくなります。
英語にしても、同様です。
中1で習う単語や文法をしっかり覚えていなければ、中3からいくら頑張っても、取れる点数は限られてきます。
特に家庭教師という指導体制をとっていると、そうした生徒さんにはかなりの確率で出会います。
そうなると、次から次へとやってくる「新しいこと」に対処するには、「過去の積み残し」を何とかしない限り限界があります。
これについては、今さら改めて述べるまでもないのかもしれません。
が、ご父兄のほうも、生徒さんのほうも、意外と理解していない場合が多いのです。
学年が進めば進むほど、「過去の積み残し」への対応は難しくなります。
歯の治療でも、虫歯の進行度合いが大きくなければ、対応は比較的容易です。
しかし、さんざんこじらせてしまえば、治療に時間と手間がかかります。
学校の学習もそれと同じです。
(次回に続きます)
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