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(前回の続きです)
先日来、コラムで取り上げてきた、「数学=数学語という外国語の試験」に立ち向かう際に必要な、「日本語→数学語に翻訳」という作業は、決して易しくありません。
そこには高度な国語力が必要です。
「うちの子供は数学の計算はできるんですが、文章題や図形の問題が苦手で.....」というご父兄のお嘆きは、程度の差こそあれ、どの生徒さんにも当てはまります。
「3,000円で仕入れた商品に、3割の利益を付ける」→「3,000×1.3」
というような「日本語→数学語訳」は、その生徒さんの国語力が高ければ高いほど、早く確実に身につきます。
人によっては、演習を重ねても、全く身につかない場合があります。
それは生徒さんの習熟度の差です。
「国語力の差」とも言っていいです。
その「国語力の差」とはどういうものなのか.....
以前、担当していた中3生で数学の問題演習をしていたとき、次のような問題がありました。
ちなみにその生徒さんは、定期試験でようやく2桁の点数が取れるかどうかという感じです。
A,Bの2式のうち、左の式から右の式を引いた場合の差を求めなさい
この問題自体は「A−B」とやれば、答えは出ます。
この計算は中1で習うものです。
全然難しいものではなく、その生徒さんでも十分に対応可能です。
しかし、生徒さんは固まってしまったっきりです。
〜たぶん、「差」という言葉が分からないのだろう.....
そう思ったわたしは、その生徒さんに「差というのは引き算の答え」とヒントを出しました。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
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