公立中学生の定期試験過去問 与えるべきか 与えざるべきか その2 2019/06/22

前回の続きです)

次に第二点目です。

仮に過去問の効果があったとします。

しかし、それはほんとうに過去問演習によるものなのかどうか、疑問の残る点があるということです。

公立中学の場合、出題する先生や地域によって、確かに問題の難易度にバラツキはあります。

例えば、仙台市中心部の中学と、そこから離れた地域の中学では、難易度が必ずしも同じではありません。

生徒の習熟度が違っているからです。

一般的に、仙台市中心部のほうが、習熟度の高い生徒は多いです。

とはいうものの、どちらも公立中学です。

進度や履修内容に大きな違いはありません。

とすれば、いくら難易度にバラツキはあっても、「常識・想定の範囲」に収まっています。

仮に、過去問演習で、定期試験の成績がほんとうに改善されているデータがあるとします。

それは、プラシーボ効果という可能性もゼロではありません。

言い換えると、「過去問をやっている」「これを繰り返しやれば成績が上がる」という、生徒さんの安心感(もしくは思い込み)が、学習に対する志気を高めているというものです。

公立中学の定期試験に関しては、学校の副教材ワークを適切なやり方で解いていけば、高得点が取れる仕組みになっています。

もちろん、難問が出題されることもあります。

それができるかどうかは、日ごろの学習が出来不出来を左右します。

定期試験の過去問効果はあまり期待できません。

次回に続きます)

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