〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
(前回の続きです)
次に第二点目です。
仮に過去問の効果があったとします。
しかし、それはほんとうに過去問演習によるものなのかどうか、疑問の残る点があるということです。
公立中学の場合、出題する先生や地域によって、確かに問題の難易度にバラツキはあります。
例えば、仙台市中心部の中学と、そこから離れた地域の中学では、難易度が必ずしも同じではありません。
生徒の習熟度が違っているからです。
一般的に、仙台市中心部のほうが、習熟度の高い生徒は多いです。
とはいうものの、どちらも公立中学です。
進度や履修内容に大きな違いはありません。
とすれば、いくら難易度にバラツキはあっても、「常識・想定の範囲」に収まっています。
仮に、過去問演習で、定期試験の成績がほんとうに改善されているデータがあるとします。
それは、プラシーボ効果という可能性もゼロではありません。
言い換えると、「過去問をやっている」「これを繰り返しやれば成績が上がる」という、生徒さんの安心感(もしくは思い込み)が、学習に対する志気を高めているというものです。
公立中学の定期試験に関しては、学校の副教材ワークを適切なやり方で解いていけば、高得点が取れる仕組みになっています。
もちろん、難問が出題されることもあります。
それができるかどうかは、日ごろの学習が出来不出来を左右します。
定期試験の過去問効果はあまり期待できません。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日