中学校英語の授業の「恐るべき文法軽視」 その2 2019/08/18

前回の続きです)

中1の英語の教科書を見ていると、文法の記述は「必要最小限」にしています。

文法の説明が、ダシを取り切った鶏ガラのようになっているのです。

なぜこうなっているのか.....

もしかしたら、文科省の英語担当のお偉方は、このように感じているのかもしれません。

.....中1生にきちっとした文法なんか分かるわけがない。

最初の段階でそんなものを教科書に載せて、英語嫌いを増やすのも困るし.....

これがわたしの妄想であってほしいと願っています。

が、中1生の教科書や授業を見ていると、お偉方はそう考えているとしか思えないのです。

もしそうなら、中1生をバカにした話です。

事実、英語以外の教科では、専門用語がビシバシ出てきます。

国語では、文法を扱います。

他の教科では難しいことをやっているのです。

それなのに、どうして英語では「最も大切なこと」をカムフラージュしなくてはならないのでしょうか。

そして、そういうことが試験で問われないのかと言えば、そうではありません。

学校ではさらっとしか扱わない文法事項をしっかり理解せずして、高得点は取れない仕組みになっています。

そうであるなら、最初から文法はしっかり教えたほうがいいはずです。

これは、例えていうなら、赤ちゃんの頃に必要な予防接種を怠ったばかりに、大人になって重病を発症する状況と同じです。

「最も大切なこと」は、学習の初期段階に教え込まなくてはなりません。

次回に続きます)

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