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先日のコラムにおいて、高専の退学・留年率のことを取り上げました。
今回は、その続編です。
高専の大学進学率について考察してみます。
そもそも高専は、大学進学を目的として設立されたものではありません。
その点、普通高校と大きく趣を異にします。
論より証拠に、学校教育法115条1項に、高専とは以下のような学校であると記してあります。
・・・高等専門学校は、深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する
一方、高校は学校教育法50条に次のように定めてあります。
・・・高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を施すことを目的とする
上記の通り、高専とは、まずもって「職業に必要な能力を育成する」ための学校です。
よって、高専における大学進学あるいは編入は、あくまで二次的なものです。
実際、高専卒業後の進路は就職60%、進学40%となっています。
上記数字の根拠は、国立高専機構のこのパンフレットの18ページです。
ここに次のような記述があります。
・・・高専生は多彩なキャリアパスがあり、卒業後すぐに就職して技術者として活躍する道と、進学して専門的知 識・技術を更に高める道を選択することができます。
卒業者の進路状況は、就職が約6割、進学が約4割となっています。
(次回に続きます)
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