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(前回の続きです)
以前、こちらで「簡単な問題ほど最後まで気を抜かずに」というコラムを書いたことがあります。
その際、徒然草に出てくる「木登り名人」を取り上げました。
この話の教訓は、「失敗は何でもないようなところで起きやすい」というものです。
これに当てはまるのは数学です。
特に計算の誤りです。
生徒さんを見ていると、中学生で定期試験400点超えとか、450点超えをしている人が、小学1年でやるような算数の計算間違いをしている例が見受けられます。
確かに頻度としてはかなり少ないです。
しかし、この種の間違いがゼロというわけではありません。
数学の怖いところは、ある問題の数値を誤ってしまうと、その後の問題の数値も間違ってしまう場合があることです。
例えば第1問(1)の数値を間違うと、(2)(3)も連鎖的に誤答になってしまうといったケースです。
なぜなら、(2)(3)では、(1)の数値を使って問題を解いたりすることがあるからです。
これは、理科の計算問題も同様です。
わたしが数学の試験問題で、数値を出すときには、かなり慎重にやっていました。
「一呼吸おいて.... ここがマイナスになるから、符合誤りに注意して.....」と自分に言い聞かせながら解いていました。
これは今でも変わりません。
その人が計算ミスをしない限り、どのような解き方をしても、わたしは構わないと思います。
ただ、間違いをしてしまうなら、猪突猛進するよりは、「一歩引く」くらいの慎重さは持つべきでしょう。
結局、痛い目を見るのは自分ですから。
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