「この問題、もらった!」と思ったときに要注意! その2 2019/12/11

前回の続きです)

以前、こちらで「簡単な問題ほど最後まで気を抜かずに」というコラムを書いたことがあります。

その際、徒然草に出てくる「木登り名人」を取り上げました。

この話の教訓は、「失敗は何でもないようなところで起きやすい」というものです。

これに当てはまるのは数学です。

特に計算の誤りです。

生徒さんを見ていると、中学生で定期試験400点超えとか、450点超えをしている人が、小学1年でやるような算数の計算間違いをしている例が見受けられます。

確かに頻度としてはかなり少ないです。

しかし、この種の間違いがゼロというわけではありません。

数学の怖いところは、ある問題の数値を誤ってしまうと、その後の問題の数値も間違ってしまう場合があることです。

例えば第1問(1)の数値を間違うと、(2)(3)も連鎖的に誤答になってしまうといったケースです。

なぜなら、(2)(3)では、(1)の数値を使って問題を解いたりすることがあるからです。

これは、理科の計算問題も同様です。

わたしが数学の試験問題で、数値を出すときには、かなり慎重にやっていました。

「一呼吸おいて.... ここがマイナスになるから、符合誤りに注意して.....」と自分に言い聞かせながら解いていました。

これは今でも変わりません。

その人が計算ミスをしない限り、どのような解き方をしても、わたしは構わないと思います。

ただ、間違いをしてしまうなら、猪突猛進するよりは、「一歩引く」くらいの慎重さは持つべきでしょう。

結局、痛い目を見るのは自分ですから。

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