高専入学後の数学・英語 その2 2020/01/10

前回の続きです)

高専1年生の数学は、通常の進学校と比べて「薄く広く」です。

これに比べて、通常の進学校の高1生は、「ややゆっくり深く」です。

そもそも高専生のカリキュラムは、大学に進むことを想定して設計されたものではありません。

ゆえに、大学入試とは基本的に連動していません。

高専1年生は、通常の進学校の2年秋くらいまでかかる分野を、1年の冬休み前くらいまでに終えてしまいます。

ただ、試験で問われる内容は、通常の進学校に比べると易しめです。

先ほど述べたように、高専では「大学入試を突破する!」という発想がありません。

ゆえに、1年生のうちは、それでも間に合っているのでしょう。

しかしながら、わたしは「高専の数学はハードだな」と感じています。

その理由は、彼らの使っている教科書が、通常の進学校で使う教科書に比べて、よく言えば簡潔、悪く言えば不親切だからです。

高専生が用いている教科書は、文科省検定のそれではありません。

高専の教授が執筆したものです。

大学の教科書は「一定レベル以上の学生」を前提としています。

親切な書き方をしていません。

高専の数学の教科書も、それと似た事情があります。

「高専とは、中学生がいきなり大学生になること」というフレーズがここでも実感できます。

次回に続きます)

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