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(前回の続きです)
わたしが中学生にどのような教材を与えているのかと言えば、「平均点が取れているか取れていないか」で分けています。
平均点が取れていれば、塾教材で学習しています。
そうでなければ、市販教材を準備しています。
この市販教材は、学校で配付される副教材ワークと基本的には同じです。
平均点まで達していない中学生なら、副教材ワークで十分にお釣りが来ます。
というより、副教材ワークでもそれが使いこなすことができるのは、その教科の評定が4以上である場合です。
評定3であれば、解ける問題は副教材ワークの6割行くか行かないかです。
評定が2という場合は、ワーク全体の最大30%くらいです。
彼らは、やれるところがかなり限られてしまいます。
学校の副教材ワークは、基本的に「教材に直接書き込み」をします。
それゆえ、繰り返しの学習ができません。
市販教材はそれを補うものです。
一方、平均点が取れている場合に準備する塾教材は、演習量がかなり豊富です。
加えて、市販教材にはないような、「痒い所に手が届く」ようなものが安価で手に入ります。
こういう塾教材は、「用途範囲は狭く、そして深く」という感じで編集されています。
塾教材は、受験関係者の監督の下か、あるいは独学するならかなり優秀な中学生でなければ、使いこなすのは難しいでしょう。
(次回に続きます)
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