「悪い癖」を直すのは早いうちに 〜癖の矯正は実に大変〜 その2 2020/03/06

前回の続きです)

前回のコラムで、どの生徒さんにも大なり小なり「悪い癖」があると述べました。

では、「悪い癖」とは具体的にどういうものを指すのでしょうか。

「悪い癖」というと、

字を乱雑に書く.....

試験の問題文をきちんと読まずに答える.....

など、いろんなものがあります。

そうした中で、「悪い癖」の最たるものは、「書かずに考えて答えている」点です。

これは、成績トップ層から下位層までに共通した悪癖です。

ここで言う「書かずに考えて答えている」とは、次のようなケースです。

例えば

「江戸幕府の初代将軍の名を記せ」

という問題であれば、

答案用紙に

「徳川家康」

と記せばOKです。

一方、

「家から図書館までA君は時速4kmで歩き、10分遅れてB君は時速4.5kmで歩くと.....」

というような数学の文章問題は、先ほどのケースとは異なります。

こうした問題は、読みながらメモを取ったり、線を引きながら図を描いたりしないと解くことは困難です。

ところがメモや図を描かずに、鉛筆を持ちながら、頭の中だけでア〜でもない、コ〜でもないと考えている生徒さんが非常に多いのです。

平均点に達しない生徒さんですと、それは仕方がない場合があります。

問題なのは、「書いて考える」ことができる能力がありながら、それをしない生徒さんです。

これにはほんとうに困ってしまいます。

次回に続きます)

 

▲このページのトップに戻る