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(前回の続きです)
小5・6の英語の教科書がこのようになることで、生じるメリット・デメリットはいくつか考えられます。
そのうち、大きなメリットは、「英語の読めない中学生が減るのではないか」ということです。
中3になっても、ごく基本的な単語がまるで読めないという中学生は、一定数存在します。
そうした中学生は、例えば、「本」を英語で「ブック」というのは知っています。
しかし、「ブック」という音と、bookという綴りがまるで結びついていない、というケースが多いです。
小学生のうちに、「初歩の部分に時間をかける」ことで、そうした中学生をいくらかなりとも救済できるのではないかと考えています。
デメリットとしては、「文法が今まで以上に軽視されてしまう」ということです。
例えば豆腐を作る際、それを固めるためにニガリが必要です。
そのニガリの役割を果たすのが文法です。
「習うより慣れよ」を優先させてしまうと、どうなるか.....
大豆は豊富にあっても、ニガリがなくてまともな豆腐が作れない、という事態になりかねません。
小5や小6の段階で、英語の文法というものを意識することがなければ、いずれ次のステップに進む際に、必ずつまずきます。
それゆえ、小学生の段階でも、ある程度は文法に触れるようにしていかないと、後で彼らが苦労するだけです。
(次回に続きます)
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