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(前回の続きです)
「学校の視点」からすれば「困ったこと」なのに、「ご父兄の視点」からは「困ったこと」ではないというのは、どういうことでしょうか。
学校で授業をする場合、公立小中学校では、能力別でクラスが編成されていません。
公立小中学校における学年やクラスというのは、たまたま誕生日が近くて、住んでいるところが近い生徒同士というのが共通しているというだけです。
同じ学年でも、生徒間の能力・習熟度の差は、歴然としています。
それは低学年でもそうです。
例えば、同じ中3生でも、高校の数学をバンバン解いている生徒がいます。
そうかと思えば、東西南北がどちらの方向かよく分かっていない生徒もいます。
九九のあやふやな生徒もいます。
そういう生徒同士が、同じ教室で、たまたま誕生日が近いというだけで同じ授業を受けています。
「学校の視点」からすると、生徒間の学力格差がこれ以上広がるのは、運営をする上で困るわけです。
しかし、入試の際には、同学年で高校数学をやっている生徒と、九九のあやふやな生徒が同じ高校を目指すことはありません。
習熟度別に住み分けがなされます。
ご父兄にしてみれば、ヨソ様の子供はともかく、我が子がどうなるかが関心事です。
我が子が同じ程度の学力層で、どれほどの位置になるのかが最重要課題です。
(次回に続きます)
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教育コラム「雨か嵐か」
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